Date - 2019.04.17
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旅と世界と時々、私。 今までの出会いに想いを馳せて。
子供の頃に好きだったテレビ番組のひとつが、世界ウルルン滞在記。
俳優さんや女優さん、タレントさんが世界のいろいろな家庭の元に訪れてそこで暮らし、さまざまな体験をする番組。
番組名は“出会ウ、泊まル、見ル、体験(タイケン)をとってまとめたもので、
ウルルンだそうな。
先月、スペシャル番組として10年ぶりに復活してましたね。
久しぶりに観て改めて良い番組だなぁと。
子供の頃にウルルンを見ていた時は、
世界にはいろいろな人がいるんだなーと思うくらいで、
いつか自分が同じようにどこかの国の誰かの家にお世話になる日が来るなんて想像もしてませんでした。
豪華客船で働くようになって、
船で出会ったいろいろな国の友達の家に訪れるようになり、
世界ウルルン滞在記のように何日間も異国の家庭でお世話になり、
本当の家族のように接してもらいました。
自分のことを息子のように思ってくれて、
かけがえのない時間を過ごすことが出来ました。
日本の都市部に居ると、
それはそれで楽しいし、
多くの友達に会えるので、
苦労はあまりしないのだけど、
やっぱり僕は山の中だったり、
自然に囲まれたど田舎だったり、
周りに何もないちょっと不便な場所の方が好きだなって思います。
そういう場所の良いところって、
人と人との距離が近いんですよね。
家族の距離もそうだし、
ご近所さんとの距離もそうだし、
親戚との距離もそう。
僕は、どちらかというと友人は少なくて良いから、
親戚や家族だったり、仲の良い友達に会えれば良いという感じ。
旅先でもあえて自分から新しい出逢いは求めてないし、
大体いつも友人からの繋がりで現地で出逢いがあるくらい。
基本的には気の置けない友人とまったりしてるのが好き。
そんな僕の心に残ってる出逢いは、
タイとインドの友人の家で出逢った彼らの家族とのもの。
タイの方は1週間以上滞在させてもらって、
特に何をするでもなく、
家でまったりごろごろしてました。
適当に起きて、
一緒にご飯を食べて、
家の近くの川沿いでイスに座ってまったりして、
友達の親戚家族とご飯を食べて、
家に戻って来てまたまったりして。
そんな日々をひたすら繰り返すだけ。
観光は一切してないし、
ただ田舎の村でぼーっとする。
そんな生活をしてました。
帰る頃には、友達のお母さんに気に入ってもらって本当の息子のように気にかけてもらえてました。
何もしなくて良いんだよね。
(まあ、僕は鍼治療とかしてあげてましたけど)
一緒に生活するだけ。
言葉がほとんど通じなくたって、共に過ごせば心が通じて行く。
こういう旅の仕方をするようになってから観光地に行くような旅行への興味がだいぶ薄れて来ました。
何を見るかってそんなに大事じゃない。
誰と過ごすかってのが大事なんだなって。
海外に知り合いが居ないとなかなかこういった旅の仕方は難しいのかもしれません。
その点、海外の友人がたくさん出来る豪華客船という職場で働けたことはとても良かったなと思います。
今では多くの国に友人が出来たので、
今後の旅は観光地に行くというより、誰かに会いに行く旅になりそうです。
また、今までいろいろな国で会って来た友人やその家族にまた会いに行くという旅がしたいなーとも思います。
しばらくは日本に居るけど、
いろいろと落ち着いて余裕が出て来たら、
人に会いに行く旅をまたしようと思います。
それまでみんな元気で居てくれるといいなぁ。
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