Date - 2017.08.05
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何かを受け取れる人より何かを与えれる人にわたしはなりたい
僕は旅をするのが好きだ。
旅と言ってもいろいろな形があるのだけど、
僕が好きな旅とは、何か目的を持ってどこかに行くと言うよりあまり行き先を決めずに彷徨うような旅の事だ。
移動距離にアイデアは比例すると誰かが言ってたけど、
本当にその通りで、
アイデアを出そうと部屋で考え事をしているより移動している時にふっとアイデアが浮かんで来る事が多い。
もちろん、浮かんだアイデアをまとめるにはゆっくり部屋で考える時間も必要なのだけれど。
今、僕は日本を旅している。
旅をしていると言うより、
ただ友達に会いに行ってると行った方が正しいのだろうけど、
家に帰らず移動を続けているのだから旅をしていると言っても良いのだろう。
長野県から始まって、
愛知、
フィリピン、
タイ、
滋賀、
大阪、
京都、
大阪に戻って、
静岡、
名古屋、
また静岡、
そして今は神奈川に居る。
この1ヶ月で会いに行った友達、親戚の数はとりあえず30を超え、これからの2週間で50を超すであろうという予定が詰まっている。
ふらっと海外に行って1年以上連絡を取ってなくても、
ピンポイントな日にちと時間しか空けられなくても、
そこに予定を合わせてくれる友達がいる事がとても嬉しく感じる今日この頃。
予定を入れ過ぎてゆっくりする時間はあまり無いのだけど、
この機会を逃せば一生会う事は無いのかもしれないという思いが後悔しない道を僕に選ばせる。
会う時は昨日まで会ってたかのように話し、
別れる時はまた明日も会うかのようにさっぱりと別れの挨拶をする。
側から見れば何気ない集まりに見えても
相手からすれば感動のない再会に思えても
一切感情を言葉に出さなかったとしても
僕はその出会いに再会に別れに最大限の気持ちを込めている。
たとえもう会えなかったとしても後悔の無いように。
僕の生き方
僕は今日死んでも良いと、
明日死んでも後悔をしないという生き方をしている。
親が、
兄弟姉妹が、
友が、
仲間が、
もしかしたら自分が明日死ぬかもしれない。
それでも後悔しない人生を僕は送っている。
だからこそ、
たとえ無理をしてでも、
お金がかかっても、
ちょっとの時間しか無くても、
会いたい人に会いたいと思った時に会いに行く。
幸せの閾値は低い方が良い
昨日も今日も明日も僕は違う場所で寝る。
同じ場所で同じ布団で同じ人に囲まれて眠る事がどれほど幸せな事なのかを一体どれだけの人が考えた事があるのだろうか。
どれだけ豪華なところで寝泊まりしようが、
僕は寒空の下、
屋根も布団も無い、
冷たいタイルの上で野宿した夜を僕は忘れない。
どれだけ豪華でたくさんのごはんを食べる事が出来ようが、
食べ物を一切食べず、
お腹を空かした状態で炎天下をひたすら歩いた日々を僕は忘れない。
知らない街を歩いて、
知らない人々を見つめ、
知らない景色を見た時にその考えは降りてきた。
ああ、僕は誰かに何かを与えたかったんだ。
お金を対価に何かを与えるのでは無く、
ただ僕が与えたいから与えるということをしたいんだって。
これからを生きる人が考えるべきこと
今の世の中は、
お金を対価に何かを得て、
労働やものの対価にお金を得る。
お金を得るために何かをする仕組みが人々を縛っている世の中だ。
でも今の僕は、
お金を得るために何かをするという生活に疑問を感じている。
それで世界は良くなるのかと。
戦いは人類史何千年、何万年の中で繰り返され、
それは今も続いている。
貨幣制度が生まれた事で世界が変り発展してきた事は疑いようがないが、
このまま世界が成長して行った先に果たして本当の意味での人々の平和は訪れるのだろうか。
そんな今の資本主義の世界を根本から覆すようなことを今だからこそ人々は考えなくてはいけないのではないかと僕は思う。
今後やりたいこと
個人的には将来、
やりたいことをやって生きていきたいと思う。
その為にはやりたく無いことも本気でやらなくてはいけないかもしれない。
出来ればお金を稼ぐ為の
生活をする為の仕事をしたくない。
自分の知識と技術と経験を必要な人や組織にお金など関係なく、
それこそ対価を取らずに与えていきたいと思う。
形はまだはっきりとイメージしきれないけど、
ボランティアというのとはちょっと違う。
言葉にできないこのアイデアいつか形に出来たらなって思う。
お金は要らないよと言って、
多くの人を助けられる人に
多くの人に何かを与えられる人にわたしはなりたい。
目の前の1人だけじゃなく、
自分の前にいない人にも何かを与えられる人にわたしはなりたい。
その何かは、まだわからない。
きっと、何でもいいんだと思う。
受け取る幸せより与える幸せを人々が多く共有できた時きっと世界はもっと他人に優しい世界に変わるだろう。
特に何かきっかけがあったわけじゃない。
それでもそんなアイデアが浮かんで来たのはきっと、
旅をし続けて来たからだと僕は思う。
明日も明後日も僕は旅を続ける。
一旦羽休めが必要となるその日まで。
MITS
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