Date - 2019.02.28
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大人はいつから空想をしなくなったのか?空想しなかったら人生は悪夢じゃないか。
もし空想しなかったら、人生は悪夢じゃないか
カール・ラガーフェルド
街を歩けば、人々は下ばかりを見つめ、
電車に乗れば、無表情の人で溢れている。
日本の都会にいるとなんだか心が重くなるような、
心が無くなっていくような気がする。
現実に囚われ、大人たちはいつから空想をしなくなったのだろう。
それとも、僕が気付いていないだけで、
大人たちは心の中に夢を抱えているのだろか?
人生は悪夢なのか?
海外を旅しているといろいろな人々に出会う。
どの国のどの都市なのかによって人々の印象は変わるけど、
共通して言えるのは、大都市になればなるほど、
人々の心に余裕が無いように見える。
逆に、小さな街や自然の多い街に行けば行くほど、
人々には笑顔が多く、楽しそうに暮らしている人が多い。
だからか、僕は田舎町や自然の多い地域に旅するのが好きだ。
大都市に住んでいると自然に触れる機会が少ない。
コンクリートジャングルに戻ってきて思うのは、
人には自然が必要だということ。
自然に触れていないと人の心や身体は知らず知らずのうちに乱れて行ってしまうのではないかと。
こればかりは化学的でも論理的な思考でもないのだけど、
あながち間違いではないような気がする。
もし、自分に夢がなく、
空想をすることもなければ、
日々は同じことの繰り返し、
考えるのをやめなければ、
毎日が苦痛になってしまうのではないかと思う。
それこそ悪夢と言えるのかもしれない。
空想がもたらしたもの
人類がここまで文化を発展させてこれたのは、
人が空想をする生き物であるということが関係しているのではないかと思う。
僕らが今、手にしているものは、
昔に誰かが空想したもの。
その空想を誰かが現実にしたから、
今ここにある。
人が空想をしていなければ、
現実世界は何も変わらなかっただろう。
それこそ人類は類人猿のままで終わっていただろう。
考え、
空想し、
それを現実にしようと行動した人が居たから、
今の世の中がある。
今の世の中が良いか悪いかという話ではなく、
人々の想いが今の世の中を創り出したという話。
これからの世の中がどう変わるかも人々がどんな空想をするか次第だという話。
夢を追え、人類の未来はあなたの空想次第
コンピューターが今僕らの目の前にあるのは、
何十年も前にその可能性を示した人が居たから。
そして、それを実現させようとして来た人が居たから。
初めは誰かの空想だった。
1番初めは、実現すると思わなかった人の方が多かったのだろう。
多くの人は、それが目の前にないと実現すると信じることが出来ない。
不可能だと笑う人もいるかもしれない。
それでも、空想をし続けた人たちのお陰で今がある。
批判を恐れることなかれ。
空想をし続けよう。
笑われた人々のお陰で今がある。
新時代を作る人は得てして万人の理解を得られないもの。
自分の信じる道を歩こう。
空想し続けよう。
“もし空想しなかったら、人生は悪夢じゃないか”
カール・ラガーフェルド
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