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Date - 2017.01.22

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考える力を養うために必要なのは考え方を身につけること

人は皆、同じように見えていても考えていることは全く異なる場合があります。
同じものを見て違うことを考える。
むしろ、それは当たり前のことで、全人類が皆同じように考えると思う方がおかしいのではないかと僕は思います。

 

同じ文化と言語と似たような環境で育てば確かに似たような考え方をするようになりやすいでしょう。
だからこそ仲間意識が芽生えやすく、集団生活する上で、文化と言語の共有は大切です。

しかし、たとえ同じような環境で育っても全く異なる考え方をして、
悪く言えば和を乱す、よく言えば他人に思いつかない発想が出来る人が生まれてきます。

 

豪華客船で働こうなんて考える人はその典型なんじゃないかと思っています。

事実、客船で働いていて、船の生活が合う人はそんな人間な確率が高いです。つまり、船は変わった人の巣窟だと言ってしまうことが出来ます。

 

この記事を書いてる僕もその例にもれなく引っかかる一人。

 

良くも悪くも僕は日本に住んでいる大抵の日本人と比べると変わった考えの持ち主でしょう。

まあ、かといって外国人と比べても変わっているので、どこの国の人から見ても違う国の人みたいな感じなのでしょうか。

 

 

 

周りを見渡してみても僕のような生活をして、同じような考え方をしていて、同じような感性を持ってる人はほとんどいません。

そのせいか、MITSって普段どんなこと考えているの?

という質問を友達によくされるので今日はそこを掘り下げていこうと思います。

 

 

普通に書いても面白味がないので談話形式で書いて行きます。

僕は多重人格者ではないのですが、物事を多面的に見る為や色々なコンプレックスを克服する為に自分の中にもう一人の自分を作って考えてみたり、役者さんが役を演じるようにあえて自分の性格とは違った行動をとってみたりしています。

なので今回は僕の頭の中にいる違った考え方を持った2人の自分を対話させていきます。
どちらも自分ではありますが、二つの人格を対話させたら自分自身でもどうなるかわからないのでちょっとワクワクしながら書いていこうと思います。

 

 

 

Day 1

とある脳の中の一部屋。
対面された椅子に座る二人。
そして始まる談話。

 

もう一人のMITS(以下HIROおはようございます!
今日はMITSの頭の中はどうなってるの?ということで色々と質問していきたいと思います!
よろしくお願いします!

MITS: よろしくお願いします。
まあ、君もMITSだけどね。

HIRO: 早速だけど、普段どんなことを考えてるの?

MITS: ずいぶんざっくりとした質問だよね(笑)
そういう自分は普段何考えてんの?

HIRO: まあ、僕は今日をどうやって楽しもうかとか今日は何をしようかなーってことかな。
先のことを考えててもその通りにいかないことが大半だし、どうなるかわかんないもん。

MITS: 確かに先のことはわからない。
でもさ、先のことを考えてるからこそ今自分が何をやったらいいのかがわかるし、
しなくてもいい不安がなくなると俺は思うんだよね。
からまずはとことん考えいて分がどうしたいのかを知ることが大切だと思う
自分の気持ちに気づけたなら後はそれに従って生きることが出来ればストレスを溜めずに後悔のない日々を送れると思うし。
まあ、俺も普段は何も考えずに感じるがままに思いつくままに生活してるけどね。

HIRO: 何も考えてないんかい!

MITS: 普段はね。
でも、考える時はとことん考える。
それこそ寝るのも忘れて一晩中朝まで何かについて考えることもあるよ。
よく話すのは、専門学校を卒業してアメリカへ語学留学をしていた時の話なんだけど、
あの頃は学校の授業が朝から昼の1時までしかなくて、授業が終わってから英語の勉強を毎日2、3時間やっても考えごとをする時間がたくさんあったし、お金がなくて他にやることもなかったから将来についてずっと考えてたんだ。
例えば来どんな業に就こうかとか

HIRO: どんな職業って、鍼灸師じゃないの?

MITS: 確かに専門学校を卒業して鍼灸師の資格を取ったけど、
資格を取ったからその職業に就かなきゃいけないってことはないと思うんだ。違う?

HIRO: でもさ、
何百万もお金を出してもらって3年も学校に通っていっぱい勉強して国家試験に合格したのに鍼灸師にならないっていう選択はないんじゃないかなぁ。

MITS: 確かにそれが世間一般の考え方ではある。
でも、それをあえて本当にそれが自分にとって正しいのか、本当にしたいことなのかってところから改めて考えるのはとても大切なことだと俺は思うんだよね。

もし改めてよく考えてみてそれが本当に自分がやりたいことだってわかれば同じような悩みはもうしないだろうし、
余計なことを考えずにその仕事を追求していけると思う。違うなら別の仕事をすればいいだけだしね。
資格を取ったからその職業についてなんとなく働いてってしてたらやっぱ人生を楽しめないし時間が勿体無いよ。

特に俺は高校を卒業して鍼のことを何も知らないまま鍼の専門学校に入ったから一度踏みとどまって考えるってのが重要だったんだ。アメリカっていう新しい土地に来たってのもあったし、学生から社会人になる前に将来を一度よく考えるっていうのは今ではとても重要な時間だったんだなって思う。

HIRO: なるほどねー。
でもそれってめんどくさくない?

自分がやりたいことなんて簡単には分かんないし、
MITSは見つけられたからいいかもしれないけど働いてる人からしたらそんな時間はなかなか取れないし、
たくさんの人がなんとなく会社に入ってなんとなく仕事してなんとなく日々を送ってると思う。
そもそもなんでMITSはそこまで将来について考えようと思ったの?

MITS: まあ、考え事をするのが好きってのもあるけど一番は叶えたい夢があったってのが理由かな。
まだ叶ってないから”あった”というより”ある”っていう方が正しいかもしれないけど。
それにめんどくさいからって後回しにしててもそれは何の解決にもならないし、
時間が経てば経つほどしがらみにとらわれて本当にやりたいことが見えなくなることもあるしさ。

HIRO: ちなみにその夢とは?

MITS: 昔からずっと言ってるんだけど、
NFLのスーパーボウルの舞台で自分が所属するチームが優勝する瞬間をサイドラインで見届けること。

HIRO: それは鍼灸師としてってこと?

MITS: もともと俺はスポーツトレーナーとしてプロスポーツチームで働くために鍼灸師の資格を取りに行ったから、
NFLアスレティックトレーナー(以下ATC)としてその舞台に立ちたいと思ってたんだけど、
今は鍼灸師という形でもそれともまた少し違った形でもいいかなって思ってる。つまり役職はなんでもいいんだよね。

HIRO: 用務係でも?

MITS: それはない笑

治療家としてっていうのは絶対条件。これが自分のやりたいことだし。
まあでもそれはATCか鍼灸師でないといけないわけじゃないよ。
カイロドクタ(以下CD)ーでも理学療法士(以下PTででもいいと思ってるなんならメディカルドクターMDでもいいだろうしね

将来どうなるかはわからないけど、
夢を叶えるのにベストな手段と方法はその時々の環境にも左右されるから柔軟に対応できるように考えてるよ。

HIRO: 鍼灸師でもCDでもPTでもMDでもいいっていうけどさ
それぞれまったぐ違った役割と治療法とアプローチをやってると思うんだけどそこんところはどうなのさ?
それぞれの職種をちょっと甘く考えすぎなんじゃない?

MITS: 甘く考えてるわけじゃないよ。
鍼灸師をやってれば他の医療資格の考え方を知るのも大切だから彼らの治療院に見学に行かさせてもらったり、
他の治療法や考え方を俺は学んでる。

患者さんを治すことに対しては貪欲だから効果が出せるなら鍼だけにこだわらないってのが俺のスタンスだし、
他の治療法でもそれで患者さんを治せるならどんなものだって学びたいと思ってるよ。

ずっと昔から俺の中にある考えで

”鍼がなければ何も出来ない鍼灸師になりたくない”

ってのがあるんだけど、

そうなるためには必然的に他の治療法を学ばないといけないしね。
あと、鍼灸だけで全ての疾患や症状を治せると思うほど鍼灸を崇拝してもいなければ逆に鍼灸だけでは限界があると思ってる。
西洋医学は300年ほどしか歴史がないけど、彼らの功績は決して否定できないし、むしろ大いに尊敬してる。
ちなみに鍼灸は3000年以上の歴史を持ってる。

もちろん、西洋医学にもデメリットがあるし、その副作用に苦しむ患者さんがたくさんいるのも事実だから手放しで褒めてるわけじゃないよ。

どんな治療法にもメリットとデメリットがある。
それを補うにはいろいろな治療法を扱えるようになるのが一番かなと思って俺はいろいろな治療を学んでる。
だからどんな資格を取って今後働いたとしても軸はブレない。
それを踏まえた上で夢を叶える上での役職はなんでもいいってことなんだよ。
結局はどんな形になろうともやることは一緒だからね。

HIRO: う〜ん。。。
つまり医療従事者としての資格の違いはあっても”患者さんを治す”という点では一緒っていう考え方がMITSの根本にあるってことかな。

MITS: わかりやすく言えばね。
それに昔は今みたいに色々と職種が分かれていたわけじゃなかったしね。
資格はあくまで資格だよ。
大事なのはどう考えるかってこと。

HIRO: ”考える”ってワードがまた出てきたけど、
MITSの物事を考える際のプロセスは一体どういう感じなの?

MITS: もちろん何について考えるかってことにもよるけど、
基本はまずありのままの事実を見ることから始まるかな。

HIRO: ”ありのままの事実”ってどういうこと?

MITS: 第三者の視点ということも出来るかもしれないけど、
感覚的に言えば感情を通さずに物事を見ることっていう方が合ってるかな。
人間誰しも感情があるから何かを見たり考えたりするときはまず自分のこれまでの経験や自分の感情から判断するのが普通だと思うんだ。

例えば、

道でポツンと1人の子供が立ってたら、
あの子迷子かな?何か困ってるかな?って考えるのが一般的な反応だと思うんだけど、
もしそれが大人だったら、誰かと待ち合わせてるのかな?ただ休憩してるだけなのか?って思うかもしれない。
むしろ大人が一人で立ってても特に気にすることがない方が多いかな。

判断は人それぞれだけど、
実際に何してるかはその人の仕草や表情などを見ればわかることがたくさんある。
不安げな顔でキョロキョロしていれば迷子の可能性が高くなるし、
時計や携帯を何度も確認していれば誰かと待ち合わせをしたり何かを待っている可能性が高くなる。
そういった感じで物事を判断する際にはいろいろな情報を集めて事実を見極めることが大事なんだよ。

HIRO: 事実ねー。
でも相手の考えてることなんか実際にはその本人にしかわからないんじゃない?

MITS: そうとも限らないよ。
目は口ほどにものを言う、体は正直だって言うように相手の行動や仕草を見れば相手が何を考えているのかを知ることは可能だよ。
この辺は心理学のテクニックになってくるけどね。
メンタリストのDaigoっているけど彼がやっているパフォーマンスはようは相手の仕草や表情、体の動きから考えを読み取り、その考えを誘導して行動を操ってるってことだしね。これは治療でも応用できるよ。
患者さんの表情と呼吸と姿勢と、鍼灸では脈やお腹を診たりするけど、それらを見ることで何が原因なのかを探る。
治療中の会話だって重要な治療法の一部だって俺は思ってる。

HIRO: さっきから隙があれば治療のことに話を持って行こうとするよね笑

MITS: どんな物事でも治療に役立たないかなーっていつも頭のどこかで考えてるからね笑

HIRO: 最初のプロセスが”ありのままの事実”を見極めるってことだけど、
その次のプロセスは?

MITS: その次は、その事実の”裏にある感情”を読み取ること。

HIRO: ほう。
最初は感情を通さず見ることが大事でその次は感情を読み取ることが大事だと。

MITS: 自分で言うのもなんだけど、
俺は昔はとてもわがままで些細なことで怒ったり、
相手の行動が気に入らなければそれに対してムカついてすぐ感情的になってたんだ。

それはようは自分の感情を通して物事を見て、事実を見ず、相手の気持ちや感情を全く考えてなかったから起こっていたんだよね。

昔アメフトチームでアシスタントヘッドトレーナーとして働いていた時の話で、
とあるコーチに練習中にどつかれたって文句を言ってるトレーナーの子が居たんだけど、
それをトレーナーミーティングの場で話題に挙げて監督やヘッドコーチへ進言して今後同じことが起きないようにしたいって問題提起したんだ。

確かにどつかれたっていうのは事実だし、
どつかれた子はそれによって嫌な思いをしたのも事実ではある。

でも、状況をよく聞いてみれば、その子が選手に邪魔になる位置に居たっていう事実も見えてきたんだ。
確かにそこでどつくんじゃなくて言葉で伝えなかったそのコーチにも落ち度はあるんだけど、
そのトレーナーの子はチームに入ってまだ数週間しか経ってなかったし、

チームの練習は土日しかなかったからそのコーチとの間に良い人間関係がまだ作れていなかったと言う事実もある。

それにそのコーチは口下手な上に、選手からコーチになったわけではなくチームスタッフからコーチに昇格したばかりということもあってやる気が先走り気味になって視野が狭くなっていて周りに気があまり使えていなかったという事実もあった。

さらに言えば、練習中に選手の邪魔になる位置にいるトレーナーの子にも落ち度があるのは否めない。
経験のあるトレーナーならもちろん邪魔になる位置には立たないだろうしね。

どついたコーチの行動は確かに正しい判断だったとは言えないけど、
彼がトレーナーの子をどついたのは決して彼が嫌いだからではなく、
選手の魔になるからトレーナーのをどけるためにどついたというのが”ありのままの実”であり
選手がプレーに集中できる環境を作りたいというのがその行動の”裏にある感情”だと考えることが出来る。

まあ、もしかしたらただ邪魔でムカついたからどついただけだとそのコーチは言うかもしれないけど、
どんな行動にもその裏に何かしらの感情があるものだよ。
本人がそれに気付こうが気づかまいがね。

こういう風に考えられれば、
どつかれたことに対して怒るのではなく自分がどうすれば良かったのかを考えることができるし、
怒りの感情を相手にぶつけ返さず対処出来るだろうしね。

HIRO: いろいろと深みすしぎじゃねどんだけなんだよ

MITS: 誰でも相手に危害を加えられたらムカつくだろうし、反撃したくなるだろうけど、
やられたらやり返すってのをずっと続けてたら争いなんてなくならないし結局傷つくのは自分だからね。
俺が信じる言葉で「許せないことなんて無い。それはあなたが許さないだけ。」っていうのがあるんだけど、
本当にその通りだと思う。

でも理不尽なことに対しては誰だって感情が働くから許し難いんだけど、
”ありのままの事実”を見つめて”裏にある感情”を考えることが出来ればきっと相手の行動が理解できるし許すことも出来ると思うんだよね。

特に俺は今SPAで女性が多い環境で働いてるからたまに女の子から理不尽な攻撃を受けることもあるんだけど、
それって生理からくるイライラのせいであることもあるし、
SPAはとてもストレスが溜まる環境でもあるからついついストレスを誰かにぶつけてしまうこともあるだろうからね。

それにいちいち怒ってたら疲れるし良い関係なんて作れないよ。
こういう風に考えるようになってから怒ることが本当に無くなったよ。
おかげで外的なストレスに対して感情を爆発させることは無くなった。

HIRO: 相手を想う気持ちってやつなのかな。
昔の自分じゃあ想像も出来ない考え方だよね。
何がMITSをそう考えるように変えたの?

MITS: 基本的に今の俺の考えは、
悪いことがあればそれは自分のせいで良いことがあれば周りのおかげっていう感じ。
それを相手を想う気持ちととるか自己否定ととるかは人それぞれじゃないかな。

一番大きかったのはやっぱり海外に出ていろいろな国の人と出会って違う文化や考え方に触れてそれでも皆同じ人間なんだって思えたからかな。
この考えに至る過程で古代中国の思想家たちの考えが大きく影響してるっていうのもあるかな。

HIRO: その古代中国の思想家って誰のこと?

MITS: この人だっていう特定のひとがいるわけじゃないんだけど
中でも老師と孔子の考え方が影響してるかな。

それに韓非子や荘子、孟子の本も読んできたから彼らの考え方も少なからず今の自分の性格を形作る上で欠かせないものになってるのは大きな事実だよ。
個人的には老師の考え方を一番参考にしてるかな。

HIRO: それってどんな考え方?

MITS: 短くまとめるのは難しいから実際に本を読んでみるのが一番いいんだけど
簡単に言えば相手を尊敬し、おごらず、自分の振る舞いに気をつけ、欲張らず、誰に対しても恥じない生活を送るってことかな。
それは誰かが見ている場だけじゃなく、誰も見ていない場所でも変わらずにね。
そしてそれは誰かに強要するものでもなければ誰かに見せびらかすものでもない。って感じかな。

HIRO: 聖人君子にでもなるつもり?

MITS: 真面目な話そのつもりのくらいで生きてるよ。
もちろん俺も人間だから怠惰な時を過ごすこともあるけどね。

HIRO: その怠惰な自分が僕かな笑

MITS: そんな自分も必要だと思う。ずっと聖人君子みたいな生活を送ってたらつまらないし疲れるし、
時にはクレイジーになることも人生には必要だと思う。
そういうHIROは、何を考えて生きてるの?

HIRO: 僕が考えてるのはシンプルなことさ。
いかに人生を楽しく生きるかってこと。

まだ行ったことの無い場所に行ってみたいし、
会ったことの無い人と会ってみたいし、
やったことの無いことをしたいよ。
だってワクワクするじゃんかそういうのって。

MITS: まあ、否定しないよ。
でもさ、人生って楽しいだけじゃ無いじゃないか。
大変なこともあって、辛いこともあって、悲しいこともあるから人は成長していける。
それに楽しいことだけして生きていけるほど世界は甘くないんじゃないかな。

HIRO: それはそうだけど一度きりの人生なんだから思いっきり楽しまないと損だよ!
それに自分が成長出来るからってわざわざ辛いことを選ぶなんてもったいなくない?
やっぱり人生は楽しんでなんぼだよ。

それに僕が言ってるのは”楽をする”ってことじゃないよ。”楽しむ”ってこと。
どんなに大変なことだって楽しむことは出来るし、
悲しい出来事が起きてもそれが新たな楽しみに繋がることもある。
挫折だって楽しめれば次の飛躍のための助走に変わる。
それに神様だって卑屈になってる人より楽しんでいる人に味方したくなるだろうしね。
僕だったら、ネガティブな人よりポジティブな人の助けになりたいよ。

MITS: 楽しく生きるとしてさ、それって今さえ楽しければそれでいいってこと?
先のことを考えたりしないの?

HIRO: 逆に質問だけど何かを楽しんでる時に先のことを考えたりする?
それで思いっきり楽しむこと出来る?

MITS: 考えないこともないけど考え事をしてる時は確かに思いっきり楽しめてはいないかなー

HIRO: だよね。
先の楽しいことを考えて楽しい気持ちになることはあるけれど、
やっぱり楽しいのはその瞬間。
本当に楽しんでいる時は先のことは考えないよ。
だから僕は常に今を楽しむ為に生きている。
過去でもなく未来でもなく今を生きている。

MITS: 今を楽しむ為に生きているってこと?

HIRO: そういうことだね。
だからこそ自分が楽しむことを常に考えてる。
どんなことをするにしてもそれを楽しんでやる。
楽しめないならやらない。
それが僕の生き方だね。

MITS: なんだか楽しそうな人生だね。

HIRO: 楽しい人生だよ!
そういうMITSは何の為に生きてるの?

MITS: 前に「なぜこの世界に生まれてきたのか」という記事を書いたんだけど、
何の為に生きてるかっていうのはなぜ生まれてきたのかという理由に基づいていると思う。
俺は、魂を磨くために生きてるし、人と人・過去と未来を繋ぐために生きてるし、家族を愛するために生きている。
それがきる

HIRO: 話を考える際のプロセスの話に戻すけど、
ありのままの事実”を見つめてその”裏の感情”を読み取った後はどうするの?

MITS: 次のプロセスに移る前になぜ前の2つのプロセスが重要になるかを理解する必要があると思うからもうちょっと詳しく説明するけど、世の中に溢れている情報には必ず誰かの考え、その情報を見せたい理由がある。
言い換えればその誰かの感情が裏にある。
もちろん俺がブログの記事を書く際にもどういう風に受け取って欲しいかという感情が込められている。

つまり、その感情を読み取ることが出来なければ情報に踊らせられることになる。
その前に自分の感情というフィルターを通してたらそもそも情報の真実を見極めることすら出来ない。
踊らされることすら出来ない。だから良い情報を受け取ることが出来ない。

2つのプロセスを経ることでやっと情報を吟味して考えることが出来る。
得た情報を元に自分に必要な情報を得ることが出来る。

必要な情報を得たら次のプロセスは”それが本当に正しいのか疑うこと”。
本に書いてあるからといってそれが正しい情報とは限らない。
正しいことは今現在は正しく思えるだけであって、それが明日も正しいとは限らない。

それでも本当に正しいことはどれだけ時間が経っても確かなものである。
疑った上で本当に正しい情報ならばどんな反論を用いたとしてもそれは否定されることは無い。

4つ目のプロセスはその”正しい情報を元にどう活用出来るかを考える”。
治療であればその情報を元に実際にどう治療するかを考える。
今後の人生についてならその情報を元にどうすれば自分が生きたいように生きれるかを考える。

5つ目はその”活用出来る情報を元に長期と中期と短期の目標と達成する道を考える”。
方法をはっきりイメージすることが出来れば後は実行するだけ。

最後のプロセスはその”考えた情報と方法を一度保留して数日後、数週間後、数ヶ月後もしくは数年後にもう一度考え直す”。
考え直したとしても答えが変わらなければそれは自分にとって正しい道だということになる。

まあ、人は歳をとるにつれて考え方が変わることもあるからどれだけ経っても全く同じ答えだってことはあまり多くないだろうけどね。

でもそれが、成長するってことだと思う。
完璧な人間はいないからね。

もしずっと答えがまったく変わらなければそれは成長出来ていないってことかもしれないよ。
だから俺はいつも大量の情報と方法を新しく考えては保留している。
同時に何個もいろいろなことを考えてる。
そうすることで全く違うことが繋がって新たな考えに至ることがたまにある。
だからこそ興味がわくことには全て手を出す。

広く浅く時々深くがモットー

HIRO: MITSって雑学をいっぱい知ってるよね。
人生を生きるにおいて全く必要のないことをたくさん知ってる。

MITS: 確かにどんなお題でも話をする自信はある。
もちろん、知らないこともたくさんあるけど、自分が何を知らないかを知っているからたとえ知らないことでも話すことが出来る。

HIRO: でもMITSは人と話をすることはあまり得意じゃないよね。
僕は人と話すのが好きだけど。

MITS: HIROは言ってしまえば後天的に作られた自分だから元々の自分とは正反対に近い行動や考え方をするよね。

HIRO: そうだね。
元々僕は、自分が嫌いだったMITSによって役者が役を演じるように作られた性格であり元の自分とは違った考え方を持ってる。

MITS: 元々俺はとてもネガティブな考え方を持った人間だよ。
人の目が気になるし、どんな物事に対してもアドバンテージよりリスクを考えてしまう。
人一倍ビビリでもある。人の良い面よりも悪い面に目が行ってしまう。
まあ、目が行くだけで悪い面を見たからといってそれで誰かを嫌いになることはまずないけど。

HIRO: それが根本にあるMITSの人間性だね。
それに対して僕はポジティブな考えをしている。
むしろどんなことでもポジティブに考える。

人の良い面に目を向ける。
人の目なんて気にならないし、人生を楽しむ為ならどんなことでも出来る。
俳優のように演技も出来るし、自分が好きだ。

MITS: それがなりたかった自分の姿。
初めは自分の中に新たな人格を作るように、
俳優が役を演じるようにわざと普段の自分とは違う自分を演じていた。
でもそれを続けていく内にそれが本当の自分の一部になった。

本を読んだり映画やアニメを見るときもただ楽しむだけでなくてその登場人物の経験を自分の経験として取り込む。
実際に自分で体験した経験には劣るけどそれでも相手の気持ちを考える上では役に立つ。

そんなことを繰り返して、相手の気持ちを、架空のキャラクターの気持ちを考えながら色々なストーリーを見てきたからこそ今の自分があると思うよ。

HIRO: もういっその事役者を目指したらいいんじゃないの?

MITS: 
役者さんみたいに演技をして作品を産み出すことが自分のやりたいことじゃないからそっちの道には進まないよ。
それにずっと演じるのは疲れるからそれを仕事にしてしまったら多分俺の心が持たないよ。
基本的に一人でいるのが好きだから大勢の人と関係を築きあげてその関係に縛られる世界で生きるのは自分には向いてないよ。
それに目立つのが好きじゃないし。
裏方仕事が自分には合ってるよ。

HIRO: そっかー、僕は役者やってみたいけどなー

MITS: でもずっとは無理でしょ?

HIRO: うん、無理だね。笑

MITS: いくら別人格と言っても根本は俺であることは変わらないもんな。

HIRO: そうだね。

でもさ、前はそれほど思ってなかったけど船に乗ってから色々なショーやミュージカルを見てきて特にダンサーに憧れて自分も彼らみたいに踊りたいって思うようになったよね。

MITS: それはある。
特にダンスに思い入れはないけど、踊るのって楽しいよね。
船のクルーパーティーでたまに踊ってるけど、もっとうまく踊りたいって思うよ
船のオフィサーはみんな社交ダンス踊れるし教養としても社交ダンスを踊れるようになりたいなって思うよ

HIRO: 大人だね!憧れだね!

MITS: 社交ダンスが踊れるからといって大人だってわけでもないけどな。
まだ話したいことはたくさんあるけどずいぶん長くなってしまったし、今回はこのくらいで続きは次回にしよう。

HIRO: そうだね。
じゃあ、せについてどうえるのかをいていきますのでそのつもりでよろしくおいします
幸せとは一体なんなのか、幸せに生きるためにはどう生きればいいのか。深いね!

MITS: 深いな。いや、深いのか?

To be continue…

 

 

 

 

ということで次回へと続きます。

どれだけの方が知っているかわかりませんが、
僕は以前FC2ブログで「I AM MITS」というブログを書いていました。
今もURLは残してあるので過去記事を読むことは出来ます。

そして、このタイトルにする前のブログ名は、「)」でした

ブログを立ち上げた理由は、
自分が船に乗ろうと思った時にネットで情報を調べても全然情報が出てこなかったので今後船に乗りたいという方に船の情報を伝えようと思ったからでした。
タイトルは迷っていたので最初は(仮)にしました。

タイトルを新しくする上で自分がブログで何を伝えたいのかを考え
行き着いた答えが、
海外に出て、船に鍼灸師として乗って、世界中を旅をしている自分自身の考え方や生き様を伝えようということでした。
この考え方は、僕の治療家としての在り方にも通づるものがあります。

僕が伝えたいのはただの情報ではありません。
いろいろな情報から僕が何を感じたのかということを伝えたいのです。

そして、僕のブログを読んでくれた方が自分自身に対して”自分はどうなのか”という問いかけをしてくれればと想っています。

 

ブログ記事を読んで船に乗りたいと思ってくれた方から連絡が来たり、
母校の後輩から船に乗りたいと相談されることが増えてきました。

もし、彼らが船に乗ればそれは彼らの人生を良くも悪くも大きく変える可能性があると僕は思って僕は質問に答えています。
なので本気で船に乗りたい人がいれば全力でサポートします。

患者さんの治療も同じことで、僕たち治療家は患者さんの人生を変え得る存在だと僕は思っています。
むしろ患者さんの考え方や人生を変えることが僕の治療の最終ゴールであったりもします。

誰かの人生を変え得る存在になる。
それには責任と発する言葉への信頼性が必要になると僕は考えています。
なので、たくさんの経験をして、自分で体験したからこそ良いと言えることを伝えるようにしています。

僕は自分の想像で何かを否定したり、賞賛することをしません。
冗談を言うことはありますが、誰かを傷つけることは言いません。
嘘はつきません。もし本当のことが言えなければ沈黙を選びます。

これはブログ上だけではなく実生活でもやっています。
そうすることで言葉に信頼性が生まれると思っています。

責任は重荷に感じることがあるかもしれませんが、
責任を負うことで人は成長することが出来ます。

逆に言えば責任がない立場にずっといてはあまり成長は望めないでしょう。

 

僕は今、契約社員として働いています。
結果を出し続けているので望めば次の契約を結ぶことは難しくないですが、
何かの拍子でいきなりクビになる可能性も十二分にあります。
来年の今頃どこで何をしているのかまったく分からない人生を僕は歩んでいます。

つまり、将来を自分で考えて行動しなければ、職が無い状態にいつなってもおかしく無い状況です。
不安定な人生を歩んでいます。
しかし、不安定とは言い換えれば自由と捉えることも出来ます。

僕はこれからも好きに人生を生きます。

自由な人生を不安定な人生を生き抜くためには、考え続けなければなりません。
適当に、その場限りの考えで生きていては、たまたま上手くいくことはあってもいつかつまづいてしまうでしょう。
行き詰まってしまうでしょう。

そうならない為に必要なのが考える力です。

僕以上に色々なことを考えている人はたくさんいるでしょう。
しかし、僕よりも先のことを考えていない人もたくさんいるでしょう。

I AM MITSは、これからも自分の人生と、自分の生き方と、自分自身と向き合うきっかけを提供する場になればとの想いを込めてブログを更新して参ります。

今後とも宜しくお願い致します!

 

MITS


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このブログでは鍼灸・医療・身体の事を中心にMITSが実際に経験したことから学んだことを書いています。

時には旅の話や日頃考えていることなど医療と全く関係ないことも書いています。

 

ブログを通して生き方、考え方などを伝えています。MITSの見て感じている世界を少しでも共有出来たらなぁと、このブログを通して人々が幸せに生きる力になれたらなぁと思って書いています。




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