Date - 2019.01.15
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日本で息苦しさを感じてるあなたへ。海外って案外近いですよ。
世界にはさまざまな仕事があり、さまざまな生き方がある。
もし、今あなたが息苦しさを感じていたり、何かが足りないと感じているのならば、
今まで行ったことがない世界へと一度訪れてみると良い。
そうすることであなたが本当に生きたい場所や生き方が分かるかもしれない。
もしくは、自分が暮らしていた場所こそが自分にとって本当に居たい場所だったんだと気づくかもしれない。
同じ景色を見ていたとしても0度からみる景色と360度からみえる景色は違う。
それはあなたの内面が変わるから。
海外に出よう
僕はずっとこのことを発信し続けている。
僕自身が初めて海外に行ったのは20歳の時だった。
専門学校の海外研修でアメリカに行ったのが初めてだった。
それまでは海外に出ようと思ったことすらなかったし、
将来は英語なんて絶対使わないと思ってて高校では英語が一番苦手な教科だった。
そんな僕が海外に出て、豪華客船で仕事をし、英語のみの職場で5年働いて来た。
高校生の自分からしたら全く想像もしていない姿だろう。
だから、この記事を読んでる人で、自分は英語を使うこともないし、海外に行くことはないなと思っている人は、1度その考えを脇に置いてみて欲しい。
そして、フラットな気持ちで、面白そうか、そうじゃないかという基準でここからの文章を読んで欲しい。
海外に行くことで得られるメリット、なんて話はしない。
とにかく僕は海外へ行く事で、さまざまな人をみる事で、いろいろな文化に触れる事で広がる見識こそが海外へ行く大きな意味だと思う。
最初は衝撃を受けるかもしれない。
今までの常識がまったく通じない世界があることに。
スーパーで会計前に喉が渇いたからと言ってペットボトルを開封して飲んで空っぽのペットボトルをレジに持っていって支払いをする。
たしかに飲む前に支払うか後で支払うかの差しかないから、言って見れば変わりはない。
でも、日本のスーパーでこういうことをする人はまずいないだろう。
でも、海外ではそれが普通のことだと思っている人もいる。
どっちが良いという話ではなく、自分が今まで持っていなかった考えに触れること、それが自分の懐の深さを広げる経験になるということ。
日本で同じ日々を繰り返しているだけではなかなかに得ることが出来ない経験を海外ではすることが出来る。その結果として海外の方が合っているという人もいるだろうし、自分はやっぱり日本が良いと思う人もいるだろう。
また、海外に出ることで、都市部が好き、逆に郊外で暮らす方が良い、もしくは田舎に住みたいと気づく人もいるだろう。
自分探し、というわけではないけれど、海外に出ることでより自分と向き合うキッカケになるのではないかと僕は思う。
アイデアは移動距離に比例する
これからの時代は、高い精度で同じ作業を繰り返すことが出来る人、つまりホワイトカラーよりも新しいアイデアを生み出し続けられる人が重宝される。
なぜなら高い精度で同じ作業を繰り返すことはロボットが得意とする事で、
時間が長くなればなるほど、人では精度の面でもコストの面でもロボットに劣ることになるからだ。
では一体どうしたら新たなアイデアを生み出しつづけるようになれるのだろうか。その答えは、移動をし続けることだと僕は思っている。
毎日同じデスクに座って同じような仕事を繰り返しているだけだと新しい刺激は少ない。
逆に毎日旅をして違う景色をみれる環境であれば新たな刺激がどんどん入って来る。
新しい刺激に触れつづけていれば新しいアイデアも自ずと生まれてくることだろう。
もし、あなたがまだ20代・30代で、今の環境から成長出来る刺激を得られていないと感じているのであれば、新たな刺激を得られる環境に身を置く努力をするべきだろう。
それは必ずしも今の職場を辞める必要はないし、少しずつ始めて行けば良い。
もちろん、ポンっと海外に行くのもありだろう。
ワーキングホリデーや短期留学という手もある。
ヨーロッパやアメリカの10代・20代の外国人の多くは、高校や大学を卒業した後や会社を辞めて次の会社に就職するまでの間に留学だったり、ワーキングホリデーだったり、バックパック旅をしている。
そうやって世界を見る事でその後の自分が歩む道に対して考える時間を得ているのだろう。
今までの日本のような留年することに後ろめたい気持ちを抱く親や先生方もいないし、
転職することは一般的なことだというのが欧米諸国での認識。
また、30代、40代になってから大学へ行くことも一般的なことだと考えている人も多くいる。
日本でもそういった方が年々増えて行っているようだけど、まだまだ少数派。
これ自体は日本社会の雰囲気の問題なので全体をすぐに変えることは難しいかもしれないけど、個人で言えばすぐにでも出来ること。周りなんか気にしちゃダメだよ。
やりたいことをしよう。
移動距離が伸びるにつれ、さまざまな経験をし、いろいろなアイデアが浮かんで来るだろう。その時にそれが出来るかどうかを考えることも大切だけど、1番大切にして欲しいのは、なぜそれを自分がやるのかということ。
自分じゃなきゃいけないのか?
自分がやるべき理由は?
もしくは自分がやらなくていい理由なんかまで考えられると良いだろう。
そうやって、いろいろな世界に触れながら自分という人間を見つめて行くと良い。
答えはいつも自分の中に
極論を言えば、海外に出なくても自分が本当にしたいことに気づける人は居るわけで、別に海外に行く必要はないのかもしれない。
でも、その自分の中にある答えに気づくには自分との対話を繰り返し続けなければならないし、選択肢を知らないうちに出た答えは、新たな選択肢が出る度に揺らいでしまうかもしれない。ブレた答えは、本当に自分が心の底から望む答えとは言えないだろう。
ブレない心を得るには時間がかかる。
日本だけで暮らし、海外に一度も出たことが無い、多様な文化や選択肢を知らない人が極みまでたどり着くのは相当時間がかかると思う。
おそらく、極みの領域まで到達できる人はほとんどいないんじゃないかと思う。
多くの人がなあなあなまま一生を過ごす。そんな人生も悪くはないだろう。
ただ、大きな転換期にある今、なあなあなままでは多くの苦労を強いられることだろう。
人生100年時代に突入しつつある今、まだ多くの時間が残されている若者は、これからの世界を生き抜くために自分の中にある答えになるべく早く気づくことが肝心だと僕は思う。
その答えを見つける為に、1度日本を飛び出し、世界を見るのが良いんじゃないかなと思う。
そうだ、京都へ行こう。的なノリで海外に行ってみると良いんじゃないかな。
案外、近いですよ。海外って。
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