Date - 2018.03.02
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カレンダー2018 アイランドプリンセス
カレンダー作りました。
こんにちは。MITSです。
僕は今、アフリカにいます。
南アフリカのケープタウンからジンバブエのビクトリアフォールまで20日かけて行くキャンピングツアーに参加しています。
今回はアフリカの話ではなく、カレンダーの話。
昨年プリンセスクルーズのアイランドプリンセスに7ヶ月間鍼灸師として乗っている間に撮った写真の中から13枚を厳選してカレンダーを作りました。
実は趣味として一昨年から毎年カレンダーを作っています。
今年のは今まで作ってきた中で最高の出来になっています。
2018年4月始まりで、
祝祭日は日本とアメリカのものを載せています。
今回の記事では各月の写真の裏話を書いていきます。
カレンダーを購入したい方がいましたら、最後に連絡先を載せておくのでそのメールアドレスに連絡を入れてください。
では、まず表紙の写真から。
こちらの写真は、アラスカクルーズの目玉であるアラスカのグレイシャー国立公園を周遊中に撮ったものです。
アラスカは1年中雪が山にかかっているというイメージがあるかもしれませんが、6月の終わり頃には雪が溶け、氷河以外の山の雪は全て溶けてしまいます。
この写真は5月に撮ったもの。
アラスカクルーズに行くのなら4月の終わりから5月の間に行くのが1番良いと思います。
個人的には5月の始めが1番綺麗だと思います。
4月
これはアラスカの首都ジュノーにある、マウントジュノートレイルに登る途中で撮った写真。
アラスカは寒くなる為葉の色がとても濃いです。
僕はトレイルを登りながら日本の山を思い出していました。
緑の濃さは通じるものがあります。
マウントジュノーは標高1000メートルちょっとの山ですが、
麓から頂上までの角度が急なので、トレイルを登るのは結構大変でした。登りに3時間、降りに2時間かかりました。
船からトレイルのスタート地点に行くまでに片道30分くらいかかるので、船から頂上まで行って帰ってくるのに6時間以上かかります。
朝は仕事を休みにして9時頃に出発して、
17時から始まる仕事前に帰ってきて仕事に行くというハードな日々をアラスカクルーズで送ってました。
5月
こちらはアラスカのスカグウェイ。
左下に見えるのがスカグウェイの街です。この街はアメリカのゴールドラッシュの時期に栄え、その頃の街並みが今でも残っており、
タイムスリップしたかのような感覚になります。
この写真は港から自転車で30分かけて行くトレイルで、
写真を撮った場所まではトレイルのスタート地点から3時間かかりました。足場がぬかるんでいる斜面をひたすら登るので脚にきて登りの時点で僕は両脚の大腿四頭筋が攣り、降りの時には下肢全ての筋肉が歩くたびに交互に攣り続けるという 死闘を繰り広げていました。
しかも、船に戻らないといけない時間にたどり着けるかギリギリだったのでロクな休憩も取れず死にかけました。
もし、気持ちが切れていたら船に時間までに戻ることができなかったでしょう。
もし、船に乗り遅れたらどうなるのか。
怪我をしたとか事件に巻き込まれたなどの特別な理由でない限り、
簡単に言うとクビになります。
そんな状況を経験して撮れたのがこの一枚です。
6月
6月の写真はアラスカにあるウィッターという街から歩いていける。
ポッテージパストレイルに深夜1時から登りに行って撮った写真です。
アラスカは夏場には白夜となり、空が完全に暗くなる事はありません。
この日は月が出ていなかったのですが、
ライトが無くても余裕で歩けるほど空が明るかったです。
写真を撮ったのは3時頃で、写真の明るさは実際の明るさと同じくらいです。
この日はまだ5月で雪が沢山残っており程々に寒かったですが、
普段ほとんど天気が悪いウィッターには珍しく晴れた1日でした。
2016年、2017年とアラスカクルーズをやりましたが、
ここまで晴れたのは後にも先にもこの日だけでした。
とってもレアな1枚です。
7月
今までいろいろなところで夕焼けを見て来ましたが、
Top3に入るのがここ、コスタリカのプンタレナス。
写真の空の色は加工をしていません。
輝くような黄金色をしていました。
コスタリカに寄港する際は毎回夕焼けを撮りに行くのですが、
これだけ綺麗な夕焼けを見れる事はほとんどありません。
ビーチでは地元の子供たちがサッカーボールで遊んでいたり、
海で泳いだりと地元ならではの光景を見ることが出来ました。
ここ、プンタレナスには船で来る観光客以外にはバックパッカーも多く訪れるようです。
観光地としてはあまり有名ではないし、見所も正直あまりない街ですが、
他では見ることが出来ない夕焼けを見ることが出来ます。
8月
こちらはスカグウェイにある、Upper Dewey Lake。
アッパーがあれば、ロウアーもある。
ということで山の下の方にはもっと広い湖があるのですが、
景色は間違いなくこちらの方が綺麗です。
ここまではトレイルのスタート地点から2時間半ほどで登りました。
結構な登り坂なので体力がない人は3時間から3時間半くらいはかかると思います。
僕はここへは2度行きました。
また何度でも行きたいと思える景色が広がっています。
夏場の7月8月に行けば雪がもう残っていないので写真のような光景を見ることが出来ますが、冬場や4月、5月の初めに行けば雪景色の湖を眺めることが出来るでしょう。
この湖ではドローンで動画を撮ったのでその動画を載せておきます。
9月
こちらはアラスカのジュノーからセスナ機で行くタクグレイシャーロッジからの写真。
船から予約出来るツアーで行くことが出来ます。お値段はたしか300ドルくらい。
セスナ機から眺める氷河の絶景、ロッジにあるチェアーから眺める氷河、ロッジではアラスカンサーモンにクラムチャウダー、ハーブブレッドととても美味しいご飯が食べられます。
サーモンを焼く匂いにつられて野生の熊がロッジまで降りて来て間近に熊を見る事も出来ます。アラスカで出来るツアーの中でも人気の高いツアーです。
いつの日か大切な人と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?
10月
こちらは7月の写真と同じコスタリカはプンタレナスのビーチで撮れた写真。プンタレナスのビーチは黒いです。砂が黒い為、他ではあまり見ることのないブラックサンドビーチとなっています。
この日はグアテマラで買ったクリスタルボールを持って普段とは違う写真を撮ろうといろいろと試行錯誤を繰り返していました。
その中で偶然撮れたのがこの1枚。もちろん構図を練って撮ろうと思ってこの写真を撮ってはいますが。
ランニングをしているカップルが太陽にちょうどかぶさるタイミングを見計らってシャッターをきっています。
プンタレナスでは何百枚と夕焼けの写真を撮っていますが、間違いなくこれはその中でも1番の写真だと個人的には思っています。
11月
この写真は他の月のと違い、唯一クルーズ以外の場所で撮っています。
船の改修工事中に停泊していたバハマのグランドバハマという島の写真です。
カリブ海に浮かぶ島で海がとても綺麗です。
写真の下部に立ち並ぶ大きな建物はホテルです。が、潰れてしまいゴーストホテル化している場所が多いです。
観光地の諸行無常が感じられる島です。
ちなみに船の改修工事の事は、ドライドックと言います。
ドライドックの最中はエアコンが止まり、時には温水が使えなくなったり、食事の質が一気に低下し、さらにがっしりとしたカーペンターがたくさん船に乗って来るので、
海上に浮かぶホテルが一気に監獄のような場所に変わります。
12月
もし、アラスカクルーズに行くのなら絶対に訪れておきたいのがここ。
メンデンホールグレイシャーにある氷の洞窟
他では目にする事が出来ない神秘的で美しい光景を見る事が出来ます。
この氷の洞窟は氷河から溶けて流れている川によって氷河が内部から溶かされる事によって形成されます。
ジュノーにあるメンデンホールグレイシャーの氷の洞窟は毎年春先から9月の始めまで見る事が出来ます。1番良いタイミングは7月頃だと思います。
ツアーガイドの方によると年々氷河が小さくなっている為、あと15-20年のうちにこの氷の洞窟が 見れなくなってしまうかもしれないそうです。
もし、この氷の洞窟を見に行きたいのならなるべく早く行くことをお勧めします。
1月
僕が2016年と2017年に乗っていた船。アイランドプリンセス。
乗客2200人、乗員1000人が乗っている船です。
夏はアラスカクルーズ、秋から春にかけてはパナマ運河クルーズを行なっています。
写真はアラスカのウィッターで撮りました。
夜のアラスカでとても綺麗な姿を浮かべていました。
ちなみに船を説明する時は、ItではなくSheと呼ぶって知ってました?
船にはそれぞれ名前が付いていますが、呼称で呼ぶ時は女性を表すSheになります。
たしかに言われてみれば豪華客船は華やかで男性というより女性というのは頷けるのではないでしょうか。
2月
こちらはグレイシャーベイ国立公園で撮った名もなき山の写真。
アラスカにはたくさんの山があります。連なった山1つひとつに名前が付いているわけではないのでとても綺麗だけど名前が無い山が沢山あります。
目玉は氷河ですが、こういった綺麗な景色が暖かい船の上から楽しめるのがクルーズの良さだと思います。
いろいろな航路を旅して来ましたが、
僕が1番好きなクルーズはこの景色を見る事ができるアラスカクルーズです。
3月
締めくくりの写真はスカグウェイで1番人気のツアー、ホワイトパスレイルトリップ。鉄道列車に乗ってカナダとアメリカの国境沿いまで行くツアーです。
ゴールドラッシュで先人たちが切り開いて来た道を通ります。
大自然に囲まれた鉄道の旅は他では味わえないゆったりとした時間を楽しむことが出来ます。
また、最後にこの写真を持って来たのはこれからも先へ続いて行くという意味をもたせています。改めて4月から3月までの写真を連続して見てもらうと1連の流れがあることに気づくかもしれません。
そんなことも考えながらカレンダーを楽しんでもらえたら嬉しいです。
購入はこちらから。
カレンダーサイズ:A4冊子型(見開きA3)
価格3000円(送料込み)
発送日時:3月下旬
予約第1締め切り3月10日
予約第2締め切り3月31日(4月の中旬行こう着)
連絡先:mitsu.m91@gmail.com
上記メールアドレスまでカレンダーを購入したい旨を書いて連絡してください。
MITS
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