時には誰かを嫌いになることもあるだろう
時には誰かの愚かさに失望することもあるだろう
どれだけ大切に思う相手だって時には傷つけてしまうこともあるだろう
どれだけ好きな事でもずっと好きでい続けることが出来ない事もあるだろう
嫌いになったていい
嫌気がさしたっていい
失望したっていい
傷つけてしまってもいい
それはあなたが誰かを
それはあなたが何かを
とっても好きであるということなんだから
だけど、
嫌いになって終わらないで欲しい
嫌気がさして終わらないで欲しい
失望して終わらないで欲しい
傷つけてしまって終わらないで欲しい
時間がかかってもいい
だけど、
出来るだけ早い方がいい
もし、
あなたがその大切さにまた気付くことが出来たのなら
きっと今よりもっと
その誰かを
その何かを
好きになれるだろうから
“好き”の反対は”嫌い”じゃない
“好き”の反対は”無関心”
どうでもよくなってしまった時
興味がなくなってしまった時
それがあなたが好きだった誰かへ終わりを告げる時
その時が好きだった何かから離れる時なんだ
興味を持てなくなれば情熱は湧き上がらない
ゼロにはどんな数字をかけてもゼロ以外にはならない
君にはまだ情熱が残っているか?
例えそれがマイナスになってしまってもまだ大丈夫
それがゼロじゃない限り
みなさまこんにちは、
MITSです!
いきなり詩なんか書き出してどうしたんだ!?
と思った方もいるかと思います。
才能があるかないかは別として僕は自分の気持ちを整理する時や
込み上げてくる感情を客観視する為に自分の想いをこのような形で書き出したりします。
大体は書き残しただけで終わり、
翌日や数日経ってから読み直して恥かしさと一緒に消去する事が多いのですが、
たまにこうやってブログにあげたりします。
そういう時は大体誰かへのメッセージである事が多いです。
もちろん、自分へのメッセージである事もあります。
ほとんどの場合は、その誰かがこの記事を読む事はありません。
それでも誰かを想って書いたものには誰かの心に響くものがあります。
僕の文が響くかどうかは読み手次第なので僕にはどうにも出来ませんし、
誰かの心に響かせてやろうと思って書いてるわけじゃないので特に気にしてませんが、
少しでも心にくるものがあればそれを誰かに声に出して、
もしくは行動に現して伝えてあげてください。
実は最近、
治療することへのモチベーションが下がっていました。
結果が出せるようになって、
経験を積んである程度見ればすぐに先が予測出来るようになると
どうしてそれが分からないのだろうと相手の立場に立って考える事を忘れがちになってしまいます。
どうすれば痛みを取る事ができて、
どうすれば痛みを予防する事ができて、
どうすれば体調を良くすることができて、
どうすれば体調が悪くならないよう予防する事が出来るのかを知って、
それを当たり前に出来るようになると
それが出来ていない人へ対して
どうしてそんな事が出来ないのだろうという
見下す感情が湧いてきて失望し最後には興味すら湧かなくなることがあります。
無意識に他人が出来ないことを軽々とやってしまう人ほどそんな状況に陥りやすいように思います。
一流の選手が必ずしも一流の指導者となるわけではないのもそんな事が関係しているように思います。
僕はきっと身体についていろいろな事を知り、
治せない症状が以前に比べ極端に減ってしまった事で知らないうちに人への興味が薄れて来てしまっていたのかもしれません。
だから実際の治療より研究の方へ
患者さん相手の治療より頭の中で考える理論の方へと気持ちが傾いてしまっていたようです。
船の仕事がつまらなく感じて来てしまっていたのはそのせいでしょう。
それでやる気がなくなってしまっていたのでしょう。
人の心や気持ちとは不思議なもので
思ってしまうだけで結果を引き起こします。
宗教的に言えば神様はいつも見ているという事なのでしょう。
何かのせいにするわけじゃないけど、
きっと頭の片隅にあった思いが僕から患者さんを遠ざけていたのでしょう。
おかげでこの前のクルーズは本当に暇でした。
治療数はいつもの1/5くらい
そのおかげか今は治療に飢えています。
誰かを治したいという気持ちが感情の大半を占めてます
誰かの為に働きたいと。
ビジネスの世界には向かないマインドセットだと言う人がいるかもしれませんが、
長期的に見ればこういう気持ちでやってる人の方がビジネスで成功しているように思います。
自分の為だけだといつまでも頑張り続ける事は難しいでしょう。
誰かの為であればきっともっと頑張れるし、
いつまででも頑張り続ける事が出来るでしょう
でも、頑張り続ければいつかは疲れてしまうもの
頑張り過ぎは身体に良くないのでバランスが大切ですけどね。
たまに治療から離れたくなる事もあるけれど、
やっぱりこれが天職なんだなと思います。
改めて人を治す
人が治るのを助ける職業である鍼灸師は、
僕に向いてるんだなって心から思います。
また明日から
いつでも患者さんの立場に立って治療をし続ける事が出来る鍼灸師でいたいと思います。
まだまだ僕はここで頑張れそうです。
MITS