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Date - 2018.02.05

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本を買うことは、誰かの人生を買うということ

あなたは本を買いますか?
買うとして、どこで買いますか?
なんのために買いますか?
本を買うということにどんな意味があるか考えたことがありますか?

 

僕は本を読むのが好きです。
昔から色々なジャンルの本を読んできました。
数千冊は読んできたかと。
まあ、数えたことないんですけどね。

どんな本を読むかで得られる内容は違います。
本を読むことで誰かの人生を自分が経験したかのような知識を得られることもあるでしょう。
本を読むことで人間関係を学び、人々の感情を学び、現実の生活に活かせることもあるでしょう。

How to 本を読めば自分の知りたいことが学べるし、
ビジネス書を読めば仕事に活かすことも出来るでしょう。

 

そんな本をあなたはどこで読みますか?
そんな本をあなたはどこで買いますか?
なぜあたなはその本を買うのですか?

 

義務教育を終えるまでの僕は、お金を稼いでいなかったし、
お小遣いの余裕もありませんでした。
そんな僕には新品の本を買う余裕などなく、
いつも本はブックオフなどの中古品を買っていました。

まあ、ほとんどがマンガだったけどな。

 

高校を卒業し、専門学校に入学する頃にはバイトも始め、
収入が入るようになってからは新品の本も買うようになりました。

 

それでも中古で小説を買うことの方が多く、
新品で買う本の数は中古で買うものの5分の1にも満たない割でした

理由の一つに中古の本のあの古びた感じが好きってのもあったんだけど。

 

 

 

 

好きな小説家もいたし、
好きな漫画家もいたので、
同じ作家の作品をよく買ったりしていましたが、

 

 

学校の図書館で読んだ本やブックオフや本屋で立ち読みして買わずに読んだ本の数は、
きっと今まで買った本の総数の10数倍くらいあります。
(特に中学生の時と高3の時はかなりの数の本やマンガを買わずに読んできました)

 

就職して、本屋に行く時間が少なくなってからはネットで本を買いあさり、
家や通勤時間に新品の本を読む機会が多くなりました。

 

ただ、何千冊と本やマンガを読んでいても、
一度たりとも本を買うということにどんな意味があるのかを考えたことがありませんでした。

 

とある作家さんの雑誌でのインタビュー記事を読むまでは。

 

 

 

あなたは今までに一度でもなぜ本を買うのか、

中古で買うのと新品の本を買うのにどんな違いがあるのか、

あなたが本を買うことが何をもたらすのか考えたことがありますか?

 

 

 

 

もし、誰にも促されず、
何も読まず、
誰にも感化されずに
なぜ本を買うのかしっかりと考えたことがある人がいたならば、
僕はその方に最大限の尊敬の念を抱きます。

 

それほどまでにとある作家さんが本を買うことにどんな意味があるかを説いたインタビューが僕にとっては衝撃的でした。

 

 

 

本を新品で買うということは、
その著者が続きを書く上でとても重要になります。

当たり前ですが、読者がいない、人気のない作品の連載は続かないし、
その著者が新しい作品を書き世に出すことが難しくなります。

 

 

つまり、

あなたが新品で本を買うということは、著者の人生を変えうるということです。

 

 

それだけではありません。

 

毎月色々な出版社から新しい作家さんがデビューをしています。
新人の本が必ずヒットするわけではありません。

今まで何冊も本を書いてきている人だって次の作品がヒットするとは限りません。

在庫が売れ残れば出版社にとっては赤字です。

 

つまり、出版社は特に新人作家の作品の場合、
赤字覚悟で、採算が取れないかもしれない作品を世に送り出していることになります。

 

 

それでも新しい作家が世に出なければ新たな風が本の世界へと入ることがなくなり、

ゆくゆくは出版社が成り立たなくなってしまいます。

 

なぜ、出版社は赤字覚悟で新人の本を販売することが出来るのでしょうか?

 

それは、ヒットした作品の黒字で補えるからです。

有名作家が新作を出すことで売り上げが上がる。
その恩恵で新人も作品を世に送り出すことが出来る。

 

どんな作家も最初は新人です。
彼らがヒットする作品を生み出せたのは先人たちが残していった恩恵のおかげです。

 

長い日本の歴史には優れた作家が数多くいます。
日本の、出版業界の歴史は、そういった観点から見れば、
全ての作家は過去と未来をつないでいます。

 

そんなのはどんな業界でも同じだと考えてみればすぐに思うかもしれません。

 

 

僕が一番ショックを受けたのは長い歴史の素晴らしさでも
先人たちから未来の新人へと繋がるバトンの連鎖の美しさでもありません。

それは、

本を買って読む側がどういう気持ちを持つべきなのか、
自分が本を買うことにどんな意味があるのかということです。

 

 

その答えは人それぞれ違うでしょう。
そんなの気にするだけ無駄だと思う人もいるでしょう。
むしろ気にしたことがない人の方が多いのではないでしょうか?

あなたが本を買うことで、
もちろん著者にはお金が入ります。
出版社にもお金が入ります。
印刷工場の会社にもお金が入るでしょう。
その本の制作出版に関わった人たちにもお金が入ります。
そしてこれから面白い本を世の中へと出して行くであろう新人作家が執筆する機会をもらえることになるでしょう。

 

 

僕が何を言いたいか。

今あげたことの反対を考えてみれば分かるでしょう。

 

つまり、

あなたが本を買わなければ、著者にはお金が入りません。
(続きや次回作を書くことが出来なくなるかもしれないということです。)

出版社にお金が入りません。
(出版社が潰れ、新しい本が出なくなります。)

印刷工場の会社にもお金は入りません。
(潰れます。そんな簡単には潰れないのだけれども。)

本の制作出版に関わった人にお金が入りません。
(彼らはきっと別の仕事に就くことになるでしょう。)

そして、これから面白い本を世の中へと出して行くであろう新人作家が本を出版する機会をもらえなくなるでしょう。
(ここで困るのは”僕たち読者”です。)

 

これは本・マンガだけではなく、
アニメや映画、音楽などの他の娯楽にも当てはまりますし、
服やカバン、靴などのブランドやレストランなど全く違った分野にも言い換えることが出来るでしょう。

 

世の中には違法ダウンロードが横行したり、
海賊版が出回ったりしています。

 

僕にも覚えがないわけではありません。
以前の法律では取り締まられることがなかったですし、
軽い気持ちでそれらを手にすることが誰にでも出来たでしょう。

法律が変わり処罰されたケースも出てきて色々と厳しくなったことで、

現状が大きく変わったかというと、

正直、そんなことはないと僕個人は思います。

 

インターネット上だと抜け道を見つけることはさほど難しくないように思えます。
(僕はハッカーじゃないんでそんなに詳しいわけじゃないですけど)

 

じゃあ、そんな現状を変えるためにはどうしたら良いのでしょうか?

法律をもっと厳しくしたら良いのでしょうか?

 

違法ダウンロードが出来たことで世界で有名になれた作品があることも確かです。

特に日本のアニメなんかはその一つの例でしょう。

 

ただ法を厳しくするのではなく、
良くも悪くも各業界が新たな一手を打たないといけないところまで来てしまったのかしれません。

 

でもそれはの話です

 

僕たち受け取る側はそれをただじっと待つのではなく、

本を読む側も現状を考え、未来を考えるべきなのではないでしょうか?

特に、僕のように本を愛する、何かを読み、書くことを愛する人間であればなおのこと。

 

なぜ、あなたは本を買うのですか?

僕は、今ならはっきりと言うことが出来ます。

 

 

それは、
好きな作家さんに新しい本を出して欲しいから。
出版社にはこれからも新たな作品を新たな作家さんを送り出し続けて欲しいから。
そしてこれからもずっと本を読んで生きていきたいから。

 

僕の人生の最終目標は、
自然に囲まれた家に住み、好きな時間に好きなだけ好きな本を読んで過ごすという人生です。

たとえ僕がどんなに頑張って働かなくても生活していける環境を整えたところで、
面白い本が世に出てこないと本を読んで老後を過ごすというプランが崩れ去りますからね。

その可能性は無いに等しいのかもしれません。

 

それでもやっぱり、

面白い本を出し続ける出版社さんや作家さんにはいつまでも新しい作品を出し続けて欲しいと思うものです。

 

だからこそ僕は、
好きな作家さんの本や好きなマンガの新刊は必ず新品で買って彼らにお金が入るようにしています。

もちろん本以外でも同じようにしてますよ。

 

行きつけのお店が無くなって欲しくなければしっかり通いましょう。
好きな音楽に出会ったらその作品にしっかりお金を払いましょう。
気に入った映画やアニメが出ればディスクを買うなり、
正規でダウンロードするなりしましょう。

 

こんなことは当たり前のことで言わなくても分かることなのかもしれません。
それでもこんな当たり前なことに気づいていなかった僕がいました。
こんな当たり前なことに気づいていない人も世の中にはまだたくさんいます。

 

もし、

あなたが今までこのことに気づいていなかったなら、

今日から変わりましょう。

 

 

 

 

なぜあなたはその本を買うのですか?

 

 

今一度考えてみてください。

MITS


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