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Date - 2018.02.19

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豪華客船を降りた後の就職先について

海外で働くことを考える鍼灸師にとって、
豪華客船で働く事は1つの手段と言えるでしょう。

 

今までの記事でずっと言ってきた通り、
僕は豪華客船という職場で働く事をゴールにするのではなく、
自分の目標に辿り着くためのゴールにして欲しいと思ってます。

そこで今回は、豪華客船で実際に働いた鍼灸師が船で働く事を辞めた後にどんな道があるのか、
そして僕個人が船を辞めた後どのような道へ進もうと考えているのかについて書いて行きます。

 

前回の記事で書いた通り、
豪華客船という職場は様々な疾患を治療する機会を得る事が出来、鍼灸師としても人としても成長する事が出来ます。

 

前回記事

豪華客船ではどんな疾患を治療する?僕が治療してきた症状まとめ

 

 

 

そんな僕達船上鍼灸師が選ぶ道は様々です。

おそらく1番多いのは母国へ帰って、
自分の治療院を開くという道。

たくさんの国や港を周ってきた経験と船上で働いていた経験を活かし、
他の治療院との違いを明確にして働いて行くというのが一般的かと思います。

豪華客船で働いてました!
と言えば、ミーハーな人からすれば興味を抱きやすいでしょうし、
英語が出来るので外国人相手に商売をする道が大きく開けるでしょう。

船で働いていた日本人鍼灸師の中には、
観光地にあるホテルで鍼灸師として外国人相手に治療をしたり、
スキーリゾートで治療をしたりする方もいます。

 

やはり、英語で働いていたという経験は、
そういった場所でこそ活かせるように思います。

他には、日本の大学の付属病院で働いたり、
日本の大学に進学して研究の道へ進んだ方もいます。
船とはまったく違う環境での新たなチャレンジですね。

 

数はあまり多くないですが、
海外へ移住し鍼灸治療を行なっている元船上鍼灸師の方もいます。

イギリス、スペイン、メキシコ、ニュージーランドでは日本の資格を持っていれば比較的簡単に鍼灸治療が出来るのでそういった国で働いている友人がいます。
もちろんビザを取れる事が前提になりますので誰でもすぐに行けるわけではありませんが。

 

 

日本人鍼灸師にはまだ居ないと思いますが、
治療家からコンサルタント、マネージャー業へ転身する方もいます。

ちなみに僕の会社の鍼灸のボスも以前は、船乗り鍼灸師として現場で働いていた方々です。
今はもうほとんど治療はしていないそうですが、
代わりに世界中を飛び回っています。

また、さまざまな治療経験を活かし、
母国の大学で鍼灸の授業を受け持っている鍼灸師の方もいます。
自分の先生が豪華客船で働いていたとなると聞ける話がたくさんあり、
学生さんにとっては嬉しい存在になるのかなと思います。

その他の選択肢としてあげられるのが、
船で出会った人と結婚をしてパートナーの国へ移住するという道

 

これは自分でやろうと思って出来るものではなく、船での出逢い、運の要素が大きいですが、
船で出逢い結婚まで行ったカップルは意外と居ますので無くはない可能性ではあります。

彼ら彼女らがこれからどんな道を進んで行くのかは個人的に興味を持って見ています。
何故なら大半の結婚して移住した方は移住先で鍼灸をやっていませんので。

ずっと鍼灸師として生きて行こうと思っている自分にとってはなかなか取り得ない道ですし。

 

他の道としては、
日本に帰った後、鍼灸とはまったく関係の無い会社に就職して別の仕事をしている元船上鍼灸師の方もいます。

道は人それぞれです。

 

僕は今まで治療の事や鍼灸師の事をメインに記事を書いてきましたが、
豪華客船で働く大きなメリットの1つは鍼灸以外の、治療以外の仕事に触れる機会があることで、
他業種と触れ合える事だと思っています。

なので、船上鍼灸師が船を辞めた後に鍼灸以外の仕事をする事に対してポジティブな考えを僕は持っています。
むしろ、今後鍼灸師は、鍼灸以外の仕事もして行くのが良いのではないかと考えています。

そのステップとして豪華客船で働くのは良い選択肢だと僕は思います。
客船ではさまざまな繋がりが出来ます。
その中から将来進む道が新たに開ける事もあります。

 

ただ豪華客船という舞台に憧れて船に乗る決断をしても良いとは思いますが、
それだと現実に叩きのめされて終わりに
船に乗った事を後悔して終わる事になる気がしてなりません。

なので、
もっと大きな展望のステップとして豪華客船に乗る鍼灸師が増えてくれたらなと思います。

今後日本の鍼灸業界発展の為には若手鍼灸師の海外進出、
そして海外からの、もしくは帰国してから業界の為に活動して行く事が不可欠だと僕は思っています。

日本に失望して海外へ出るのではなく、
日本を良くする為に海外へ進出してその知識と技術を持ち帰る貪欲さが今の日本鍼灸業界を含めすべての業種に必要だと思っています。
明治維新を起こしたかつての先人達のように。

自分の事が第1ではありますが、
業界の事を考え行動出来る若手鍼灸師が1人でも多く海外へ進出して行ってくれればと個人的には思っています。

その第1歩として豪華客船という選択肢はとても魅力的なのではないかと思います。

 

そういうMITSは今後どうするのかという事を少々書いておこうと思います。

僕は、あと1度客船に乗ろうと考えています。
それでとりあえず船で働く事を辞めにするつもりです。

 

そして新たなチャレンジをしようと。
まだ確定ではないですが、
船を降りた後はニュージーランドへ移住する予定です。

 

そこで鍼灸師として働きながら永住権の取得を目指します。
また、スポーツ業界へ戻ろうと考えています。
以前は鍼灸師兼トレーナーという形でアメフトチームで働いていましたが、
今度は鍼灸師としてチームに入って行く道を模索するつもりです。

NZといえばラグビー
ラグビーといえばオールブラックス

頂天まで行けたら良いなと考えてます。
とりあえずやるだけやってみるつもりです。

あとは、ニュージーランドの鍼灸発展に努めて行きたいと思っています。
何故NZなのかというと
その土地に惚れ、人々の良さに触れ、
この国の為だったら頑張れるなと思ったからです。

ゆくゆくはNZの国家資格の制定などにも関わって行けたらなんて考えてもいます。

 

そして、NZの鍼灸と日本鍼灸を結ぶ架け橋になれればと。

今の日本鍼灸業界は中からだけでは変えられません。日本という国自体がそうなのかもしれません。
だからこそ外から変える手伝いをする人が必要です。
僕はそれになろうと思います。

 

あとは、全く別の道になりますが、
研究者の道を進もうと考えています。

すぐにと言うわけではありませんが、
40歳くらいから研究どっぷりな世界に身を置けたらと思っています。
場所はどこでになるかは全くわかりませんが、
とりあえず日本以外の国でやろうとは考えています。

 

きっと豪華客船に乗らなければこのように考える事はなかったでしょう。

クルーズという舞台は間違いなく僕の人生の転機となるきっかけを与えてくれた場所です。

 

船に乗れば考える時間と
アイデアのヒントになる事柄がたくさんあります。

 

日本人鍼灸師としてではなく、
地球に住む1人の人間の視点で世界を見る事が出来れば、
豪華客船という職場の先の可能性は大きく広がる事でしょう。

こんな考えもあるんだと頭の片隅に置いて、
別の角度で船上鍼灸師という仕事を考えてみてもらえればと思います。

 

豪華客船という選択肢は間違いなく人生を大きく変え得る選択肢です。
それを念頭に今後の進む道を考えてみてください。

MITS

 


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