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Date - 2018.09.11

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破天荒フェニックスに触発されたので、自分の悩みと向き合ってみた

 

もがいてもがいてもがき苦しみ悩み抜いた先に答えが見えてくる。

しかし、その見えたと思った答えさえ、数日経つと消え、また悩み続ける日々が続く。
何が正しくて何が間違っているのかは時が来るまでわからない。
実際には正しい答えなんてない。あるのは選択とその選択に対する結果だけ。

 

僕は一度考え出すとその考えがどんどん発展し、数ヶ月先から数年先、時には数十年先までどうなって行くのかを考えてしまう。

時間が経てば経つほどさまざまな選択肢が生まれて行くから、結果、考える量は膨大になり、どの選択をするべきなのか分からなくなる。

 

その悩みが自分自身のことだけであれば比較的簡単に(と言っても時間はかかる)納得の行く答えに辿り着けるのだけど、他人の選択や気持ちが入ってくると答えを出すのがとても難しくなる。

 

会社の経営者は、きっと毎日こう言った答えの出ない悩みと向き合って血反吐を吐きながら日々成長していったのだろうなと勝手に思ってる。

 

 

 

悩みの正体


僕は今、豪華客船で働いている

正直言えば、客船での仕事はシンプルだ

 

スケジュールを組み、集客し、治療をして、売り上げを出す。

基本的にやることはこれだけだ。

 

もちろん、どうスケジュールを組むのか、どうやって集客するのか、どんな治療をして売り上げを出すのか考える必要があるし、方法はたくさんあるから悩むことはある。

しかし、5年も豪華客船で働いているとやることは一緒だから、ほとんど考える必要がないくらい何をすれば良いか理解しているので、客船での仕事で悩むことはほぼなくなった。

 

何をどうすれば良いか分かっている分、目の前の患者の治療に集中が出来るし、周りの雑音を気にすることなく悠々自適な生活を送ることが出来る。

 

僕が今悩んでいることは、豪華客船での仕事のことでもなければ、豪華客船での人間関係や船での生活のことでもない。悩んでいるのは、豪華客船での仕事を辞めた後のこと。

 

悩みその1

以前の記事でも書いたが、

僕が最後の豪華客船にディズニークルーズを選んだわけ



僕は今回の契約を最後に豪華客船での仕事に区切りをつけて陸地に住んで働く生活に移行するつもりだ。

すべてが滞りなく進めば、来年末か再来年の頭にはニュージーランドに移住する予定ではある。だがしかし、時が経てば状況は変わるもの。
NZへの移住を考え直す必要が最近になって出て来た。

 

一つは学歴の問題。
NZの永住権、鍼灸師として永住ビザを取得するには、鍼灸学士を持っている必要がある。
僕は専門学校卒業なので資格は学士(大卒)ではなく、ディプローマ、つまり、鍼灸師の免許を持っているだけという状況だ。

 

海外移住をする際は、先進国であれば、よっぽどお金があるか、学歴が無ければ永住権を取ることは難しい。比較的簡単なNZでもそれは変わらない。

 

それを知ってたからこそ、僕は今年の4月に大学に入学して(と言っても通信制なので通学する必要はない)、学士を取得する手はずを整えている。

来年の4月になれば無事学士が取れることになり、そこから鍼灸学士を取得することも出来る。

 

問題は、永住権の申請をする時に記入できる職歴は、最終学歴を取得した後のもののみだということだ。

つい先日、NZに移住して永住ビザの申請をしている友人から聞いた情報なのだが、
今の僕の状況だと、この5年間豪華客船で鍼灸師として働いた経験がまったくアドバンテージにならないということになってしまう。

友人曰く、おそらく、オークランドに住まなければ、大きな問題はなく、永住ビザを取れるのではないかと言われたが、確かなことはわからない。

また、専門学校のカリキュラムによっては、NZで保険で鍼灸治療が出来ない可能性もあるとの情報も入っている。僕の卒業した鍼灸の専門学校は全国でもトップクラスで授業数、実技数が多いカリキュラムの学校だからおそらく大丈夫なのではないかと予想しているが、実際のところは分からない。

 

そんな状況だから、いっそのこと来年大学を卒業したらそのまま大学院に進学するのも大いにありなのではないかとの考えに今現在至っている。

僕は将来、研究をして行きたいし、後進育成をしていきたいので、どのみち大学院進学を考えていたし、
修士(Master)だけではなく、博士号(Ph.D)まで取りたいと考えている。

 

最終学歴後の職歴しか永住権の申請に影響しないのであれば、今、移住するより、学びを進めてからの方が効率が良いのではないだろうか。

だったら、NZに行くのは遅らせた方が良いだろう。との考えが僕の頭の中では優勢になって来てる。

 

懸念はひとつある。それは年々、NZの永住権の取得の基準が難しくなっていること。
今なら比較的簡単(他国に比べ)に永住ビザが取得出来るのだが、それがいつ変わるか予測がつかないし、5年、10年経てば大きく変わって、永住することが難しくなる可能性がある。

NZは世界中を旅した中で1番気に入ってる国で、自分の中で将来住みたい国No.1だ。
その道が断たれるのはなるべく避けたいと思っている。

 

ただ、3ヶ月以内の滞在であれば、日本のパスポートを持っていれば出来るから、NZに住む人を支援して、別荘を共有して、1年の内3ヶ月だけ住むという生活が出来なくはない。むしろ、それでいいんじゃないかとも思ってしまう自分がいるのも確かだ。

 

といった感じで、起こるかどうかもわからないことを最近ずっと考えている。

 

悩みがこれだけだったら苦労はしない。

そう、僕にはまだ他の悩みがある。

 

 

悩みその2


あまり、声を大にして言ってはいないのだけど、

僕は今年の4月にエチオピアを旅して、何故か最終日にトラベルエージェンシー会社の共同経営の話をエチオピア人に持ちかけられ、悩んだ末、
会社を立ち上げることにした。

 

そして、貯金がほとんどなかったくせに借金をして会社に突っ込んだ。

おかげで現在借金状態で、返済期限に余裕はあるものの、会社が上手く行かなければ、今回の豪華客船の契約で稼ぎ出すであろうお金が全て吹っ飛び、契約を終える頃に貯金なしという状況に立たされる可能性がある。

そうなったらそうなったで、別の手段を考えるし、最悪もう一度船に乗れば良いだけの話なのであまり心配はしていない。

 

実際の悩みは、エチオピアの会社をどう回して行くかということだ。

共同経営者のエチオピア人は良い人で、信頼に足る男だ。僕の直感がそう言ってる。
実際は彼のことをよく知らない。本当に直感で彼と働くことを決めた。

 

もし、僕がYESと言わなければ、彼は貯金すべてを突っ込んで買った会社用の車を3台失い、会社を立ち上げるために売った両親の家で作った資金が無駄になり、一家まとめて路頭に迷い、彼は働いている会社と奴隷契約のような理不尽な契約を社長と結ばなくてはならない状況だったので、半分は情にほだされた感は否めない。

 

しかしまあ、苦労の甲斐あってか、この4ヶ月格闘していた資金繰りが実を結び、
なんとか会社を存続して利益に繋げられる光が見えてきた。らしい。

 

らしい。というのは、共同経営者が忙し過ぎるのと僕が船で働いている関係とネット環境が悪いことが影響しなかなか連絡を取ることが出来ず、会社の現状の情報とエチオピアの現状がなかなか入ってこないのだ。

 

ちなみにエチオピアでは、今年の2月に新政権が立ち上がり、目まぐるしい変化が起こっている。エチオピアに住んでいる人でさえ、必要な情報を得ることがなかなか出来ない状況だ。

新政権の影響でツアー会社をやるライセンスが変わり、新たなライセンス取得をしているのが現状で、事と次第によっては、会社が潰れ、全てが水の泡となる可能性もまだある。

もし、全てが上手く行ったとしても共同経営者は、ビジネスとして会社を経営していく視点が控えめに言ってもほぼない。全くもって計画を練るということが出来ない男だ。
つまり、僕が現地に入って、基盤を固める必要がある。

 

そう、もうほぼ確定なんだけど、とりあえず豪華客船を降りたら僕は最低1ヶ月、おそらく数ヶ月、もしかしたら1年以上エチオピアに住む事になるだろう。それが現状だ。

エチオピアのトラベルエージェンシー会社をどう経営して行くのかも日々考えている。

 

 

 

悩みその3


悩みが2つだけなら、まだ何とか自分の許容範囲内だ。

しかし、現実は違う。
僕には現在、船上鍼灸師仲間と計画していることがある。

それは、
オンラインサロンの運営だ。

 

発案者は僕で、大枠を考えているのも僕なので、僕が主導で動かなければ進まない話だ。

オンラインサロンについては、今が始めるにあたって1番良い時期だろう。
むしろ、今始めないと流れに乗り遅れる。という事で、出来れば11月、遅くても年内にスタートさせたいと思っている。(ほんとは9月に立ち上げるつもりだったんだけど豪華客船の仕事に忙殺されて断念)

なので、その計画を今必死で練っている。
オンラインサロンに入って情報収集を今年の頭からしてきているので、自分の頭の中にはすでにほとんど計画が出来上がっているのだが、
それを一緒にやって行く人と共有する為の書き起こしをやらなくてはならないのが現状だ。書いててマジでもう吐きそう。

 

とりあえずこの計画書の作成は今月中になんとしても終わらせる必要がある。
そして同時にオンラインサロンで発信して行くコンテンツ作りも同時進行でやらなければならない。考えれば考えるほど寝る時間がない。

 

さらに言えば、オンラインサロンと同じく自分の中で重要視しているのが、この書いているブログだ。

ブログの記事を充実させ、ホームページを充実させ、ブロガーとして多少なりとも広告収入が入るようにしたいと思っている。

なんせ、このホームページの運営はタダではないのだから。将来的にはコンテンツを英語化し、外国人に向けても情報発信をし、このホームページ経由で仕事を得ようと考えている。
これは数年単位の長期計画でまだ急ぐほどのものではないが、地道にコツコツと続けて行く必要がある。

 

書きたい内容の記事のストックはかなりの数溜まっているのだけど、書き出す時間がない。

自分は気分に左右されるタイプなので気分が乗らないと記事を書き出せない。
気分に乗ると一気に書き上げるので、まとまった時間がないと難しい。

そして、そんなまとまった時間など睡眠時間を削る以外に確保することが出来ないのが豪華客船の生活だ。

先週は睡眠時間を削りすぎて少し体調を崩してしまっていたのでリカバリーに時間をあて、ほとんど記事を書くことが出来なかった。ホント、バランスが難しい。

 

そして、アウトプットと同じく、むしろそれ以上に大切にしているのが、インプットだ。

主に読書とツイッターがその役割を果たしている。
ツイッターアカウントはこちら↓
https://mobile.twitter.com/mits_acu

 

毎日ツイッターをチェックして、つぶやき投稿をし続けている。
頻度はだいぶ落ちたが、FacebookとInstagramでも投稿をしている。

 

そして、写真家として活動して行くために、船が港に着く時は外出して写真を撮って素材を集めている。

今の船に乗ってから2ヶ月が経ち、撮影した写真の数は2000枚を超えた。気に入らない写真は削除した上での枚数である。

作品として仕上げるためにはこの中から良いものを厳選して、デジタル現像する必要がある。他のことに時間を割いていた為、ほとんど出来ていない。

ああ、写真現像をやらなければ…
という日々を繰り返して、ようやく重い腰を持ち上げたのは9月に入ってからだった。
(そういえば、アフリカ旅の写真の整理終わってねぇ。と今この記事を書いてて気づいたけど、気づかなかったことにしよう。)

 

 

 

さらに動画を作ろうと思って準備して、撮影もしているからそちらも進めたい。
(無理、今はそんな余裕ない)

本当にやることいっぱいな状況である。

 

しかもこれらをすべて、豪華客船での仕事をこなしながらやらなければならない。
鍼灸師としての仕事のクオリティを落とさずにだ

もうね、どこから手を付ければいいのか分からない状況である。

(とりあえず言って置くが、豪華客船での鍼灸師の仕事は結構忙しい)

 

悩みその4


そして、最大の悩みは、
言うならば恋愛の悩みだ。

これについては深く書かないが、今月大きな山場を迎える。

それ次第で進む方向が確定するかもしれないし、さらなる混乱を迎えるかもしれない。

 

ほんと、カナダ人の美人とデートしてる余裕なんて本当はないんだけど、
最近よく仲良く出掛けていたのだからいきなり突き放すのもなんだと相変わらずの友人関係は続いている。

そこにお互い恋愛感情はないし、居心地が良いから一緒に出掛けたりしているだけなのだが、これがどう影響してくるのか本当にわからない。とりあえず、週末に酒を飲む約束を今日したところだ。たぶん、オフィサーバーで飲むことになるだろう。キャビンで飲む可能性は否定出来ないが。

 

ちなみに今日、新しく船に乗ってきた南アフリカ人のフェイシャリストが美人だった。新しいスパメンバーが加わったら仕事を円滑にする為に良好な関係を築く必要があるのでスパにも気を裂かなければいけない。


こうやって書いているとなんだか自分はクソ野郎だという印象を与えている気がしてならないが、そんなことはない。僕は一途な男だ。それだけは弁明させて欲しい。

 

9月の今が1番苦しい時期だと思ってる。
六星占いで言うと、僕は2018年の10月が12年サイクルの中で1番運気がドン底に落ちる時期(大殺界の中の大殺界)にあたるらしいから、もしかしたら来月地獄をみるかもしれない


ただ、12年前の同じ時期のこと(僕の人生の氷河期、自殺を考えていた時期)を考えれば、今なんて大したことないように思えるし、むしろこの状況がドン底だとしたら、これから先どんだけ良い状況になっていくんだよと期待せずにはいられない。だって、今は忙しいだけで、悪いことは一切起きていないのだから。

 

 

終わりに


そんなこんなで、今現在僕が考えていることを現在の状況と合わせて書きなぐってみたのだけど、改めて豪華客船の生活がどんなものなのか少し理解出来たのではないだろうか。

そう、豪華客船での仕事を重ねて行くとやりたいことがどんどん増えていき、
結果、船の仕事以外のことでどんどん忙しくなって
悩みが増えていくのである。

(もしかしたら僕だけかもしれないが)

 

おそらく来年は、僕にとって新たな人生の転換期になるだろう。

正直、来年の今頃どこで何をしているのか予測し難いが、おそらく、今までとは大きく異なる生活を送ることになるだろう。

 

今後のみっつの行く末をワクワクして見守ってくれたらと思う。

きっと今は、破天荒フェニックスでいう第1章といったところだろう。
オンデーズ再生物語、面白いからみんなも是非読んでみると良いよ!おすすめです。

 


破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

(この記事を書くきっかけがなんだったのか、きっと、みんな理解してくれたことだろう)

 

お後がよろしいようで。

MITS


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