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Date - 2018.04.07

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レイニーブレインの君へ

あなたは人生を楽しんでいますか?

物事を考えるときにポジティブに考えますか?
それともネガティブに考えますか?
運命とは抗えないものだと思っていませんか?
自分ばかり不幸な目に会うと感じていませんか?
性格を変えるのは無理だと思っていませんか?
憧れはあるけど自分には無理だと思っていませんか?

今日は、物事をマイナスに考えてしまうあなたに捧ぐ記事です。

僕は本を読むのが好きです。
小説、ファンタジー、マンガ、ライトノベル、ミステリー、ノンフィクション、医療に関するもの、政治経済、占い、伝記などなどあらゆるジャンルの本を読みます。

今日は最近読んだ中で一番面白い、興味深いと思った本の内容を少しご紹介しようと思います 今まで何百何千冊と本を読んできましたが、Top 3に入るくらい面白かった本です 本のタイトルは「脳科学は人格を変えられるか?

著者は、エレーヌ・フォックスという脳科学者です。

心理学や医療のことをあまり学んでない人には手が出にくいジャンルの本かもしれませんが、
この本はすべての人にオススメできる本です。

自己啓発本を何冊も読むよりもこれ1冊を読んだ方がはるかに楽しい人生を送る手助けになると思います。
特に、精神疾患を治療する、治療していきたいと思ってる治療家の人は必読の内容となっています。

どんな本なのかというと
性格は生まれつきの遺伝子によって決まるのか?
人生の成否を分けるのは、前向きであることのできる性格によるものなのか?
ネガティブな人はその性格を変えることができるのか?
ということを科学的な視点から検証した結果から得たものが書いてある本です。

この本の面白いところは科学的な視点から見たものを人生にどう活かしているのかが書いてあり、
子育てについて、自分の人生についても考えさせてくれる点です。

好きな人にはたまらない(僕のような変わり者だけかもしれませんが笑)内容となってます。

さて、この本の内容を僕の経験や考え方と照らし合わせながら見ていきたいと思います。

まず、この本は、なぜ前向きな性格と後ろ向きな性格があるのだろうという考察から始まります。

グラスの中に水が残っているときに、
あと半分しかないと思うのか、
あと半分も残ってると思うのか。

あなたの人生は、あなたがものごとをどう見てどう反応するかによって実際に起きることが変化します。

これは心理学が解き明かしたシンプルな事実です。
わたしたちの脳にはネガティブな心の動きとポジティブな心の動きを生む別々の回路があります。

この本では悲観的な考えを司る回路をレイニーブレイン
楽観的な考えを司る回路をサニーブレインと呼んでいます。

あなたはレイニーブレインとサニーブレインのどちらの方が働きやすいでしょうか?

言い換えるとものごとを悲観的に考えることの方が多いか、
楽観的に考えることの方が多いかということです。

僕は、楽観的に考えることが圧倒的に多いです。

たとえ見知らぬ土地で一人迷子になっとしても、
言葉が通じない国を一人で歩くことになっても、
異国の地で財布を落として無一文になったとしても、
危ないと言われてる街で泊まるはずの宿に泊まれず夜のダウンタウンをさまようことになっても、
シャブをやらないかと声をかけてくる人がいる広場で一人で一晩を過ごすことになっても、
昼下がりの公園のベンチでゲイに家に来ないかと熱烈なアプローチを受けたとしても、
片言で会話してやっとの思いで着いたバスステーションで行き先の名前を忘れてどこ行きのバスに乗ればいいかわからなくなったとしても、
地図がバグっていつまでたっても目的地に辿り着けなかったとしても

まあ、なんとかなるさと言って流れに身をまかせるのが僕です。
(上の内容はすべて実話です笑)

僕のことをよく知っている人からすればそりゃあMitsだからでしょと言われて終わる話かもしれませんが、
昔からこのように常に楽観的でいれたわけではありません。

僕は自分のことをポジティブな人間だと思っていますが、
ただ能天気なわけではなく、
物事の最悪の事態を考えた上でポジティブに考えるネガティブなポジティブな人間だと思ってます。

この本では楽観主義者を物事はかならず打開できるという信念と
どんなことがあってもかならず対処できるという揺るがぬ思いを持った単なる能天気とはまるでちがう人と説明しています。

また、楽観がプラスに作用するのは、適度なリアリズムと結びついたときだけだという事実があり、
良いことも悪いことも受け入れる能力があってこそ、
楽観はプラスに作用するとエレーヌさんは言っています。

僕がどんなことが起こってもどんな時でもきっとなんとかなると思える理由は、
何かが起きる時のことをすでに考えていたり、
その状況の時にどう対処すればいいか知っているからです。

人の一生はせいぜい100年です。
時間は限られています。
人一人が自分で経験して学べることはたかが知れています。

ですが、わたしたちは過去から、先人たちの残した記録からそのことを学ぶことができます。

わたしたちは1度きりしか自分の人生を歩めませんが、
他人の人生を何度も見てそこから学ぶことが出来ます。

その他人とは実在の人物ではないかもしれません。
映画やアニメ、マンガに出てくるキャラクターからでも学べることはたくさんあります。
たくさんの本を読み、たくさんの映画を見て、たくさんのアニメを見て、たくさんのマンガを読んできたからこそ今の自分があると僕は思っています。

重要なのは、読んで見て知った内容を自分の経験として落とし込めるかどうかというところです。
僕は一度した失敗は二度としないようにいつも心がけています。

もし、他人の失敗や本や映画の中での誰かの失敗を自分のものとして考えることが出来れば短い時間の中で大きな成長を遂げることが出来ます。

昔はクソガキだった僕が成長出来た鍵はここにあります。
僕の家は親が忙しかったのもあり教育について言えばまったく厳しくありませんでした。
一言で言えば放任主義

自分でなんでもやることが出来たけど、逆に言えば自分でなんでもやらなければなりませんでした。
直接親から何かを教えて貰った記憶はほとんどありませんが、
親の背中から自分の人生を精一杯楽しむ事を学びました。
その結果が今の僕であると思っています。

少し本の内容から話がそれましたが、
エレーヌは本の中で、自分自身の問題を解決するために行動を起こす人こそが、真の楽観主義者だと言っています。

僕が楽観主義者になり得た理由は子供のころの環境にあったと言えそうです。

自己啓発本でポジティブに考えろという本はたくさんありますが、
一番大事のは、 ポジティブに思考する力というよりもポジティブな行動を起こす力だと本でエレーヌは言っています。

考えることは誰にでも出来ます。

重要なのは1歩を踏み出すこと

わたしたち人間の脳は知らないことには恐怖を感じるようになっています。
人間は進化の歴史の中でおそらく、自分とは異なる者を不安視するメカニズムを発達させ、よそ者に対する恐怖感を伝統的に築いてきたようです。

実際に恐怖を感じるのは脳の古い(生物学的に)部分にある扁桃体という場所だそうです。
ここが傷つくと人は一切恐怖を感じなくなるそうです。

恐怖を感じなくなるということは危険を察知できなくなるということなので事故などで早死にする可能性が高くなるので良いことではないですね。

この扁桃体が恐怖を感じた時にその感情を抑える役目を持つのが大脳皮質と呼ばれる場所です。
大脳皮質は、原始的な感情や欲望を司る脳の古い部分に比べ、人類が進化の過程の中で成長させてきた脳の新しい部分にあります。

いわゆる高次な機能(言葉を話したり、感情を抑えたりする)を司る部分です。

PTSDやパニック障害などを引き起こすトリガーとなる恐怖を生み出す扁桃体と感情をコントロールし恐怖に打ち勝つことができるキーになる大脳皮質がどうやらポジティブな人とネガティブな人をわける要因のひとつになっているようです。

実際のところ、親の虐待や学校の問題など、子供の頃に悲運な環境にいる子供が非行に走る可能性は高いです。
ですが、逆境に打ち勝って素晴らしい成長を遂げる子がいるのも事実です。
では、その彼らの違いは何なのかということも脳神経学の世界では調べられています。

遺伝子の違いは確かにあるようです。
ストレスに負けやすい遺伝子の型を持っている人がいる一方、
ストレスに強い遺伝子を持っている人がいるらしいということが実験で明らかになっています。

ただ、物事は違う一面を持っていることが多々あります。
いろいろな実験を積み重ねることで見えてきた事実の中にはポジティブな物事に目が行きやすい人より、ネガティブな物事に目が行きやすい人の方が幸福度が高いという実験結果があります。

ネガティブな事に目がいく人の方がポジティブになれるのはなぜでしょうか?
私たち人間はDNAに刻まれた情報によって姿形が違います。人格や感情が遺伝子の影響を受けているのは確かな事実です。

ですが、そのDNAの情報がすべてわたしたちの脳に影響しているわけではありません。

エピジェネティクス(後成遺伝学)という言葉があります。

本文に 「エピジェネティクスの研究によれば遺伝子の作用はその人がどんな体験をしたかによって、生きているあいだじゅう変化しうる。驚きなのはこうした変化が、DNAの配列そのものに影響せずとも次の世代に受け継がれる点だ。」
ということが書いて有ります。

どういうことかというと、あなたが今経験していることがあなたの子供、孫の世代まで関係していくということです。

つまり、 親の若いころの過ちは自身の幸福だけでなく、子どもの幸福にまで影響するということですね。

本の内容から具体例を出しましょう。
スウェーデンのオベルカリックス地区での記録を調べたところ、少年のころ、ある冬は飢餓、次の冬は飽食という経験をした男性の子どもや、さらにその子どもが概して平均より短命になることがわかりました。

この原因による寿命の差は実に32年にもなったそうです。
また、イギリスのブリストル地方で行われた調査によると 次代に影響するエピジェネティックな遺伝変化を起こせるだけ体が成熟してきている11歳以前からタバコを吸い始めている父親から生まれてきた女児ではなく男児のみ肥満を表すBMI値が9歳の時点ですでに極めて高くなっていることがわかったそうです。

これらの男児は成人後に肥満や糖尿病を発症するリスクが高く、寿命も短くなる可能性があります。
こういったエピジェネティクスの研究結果から見えてくることは、 わたしの曾祖母が非常に高脂肪な食生活をしていたら、わたしが肥満になる確率は高くなるのだろうか? 
答えはどうやら、あきらかに「イエス!」のようだ 「あなたは、あなたが食べたものだけでなく、あなたの祖母が食べたもので作られている」 ということのようです。

自分の体なんだから酒を飲もうがタバコを吸おうがクスリをやろうが自分の勝手だろと思ってるあなた、
どうやらそんな言い訳はもう通じないですよ。

特にこれから子供を授かるかもしれないあなたはね 母親という存在は子供にとってとても大切な存在です。
特に赤ちゃんにとっては親の愛情が時として死活問題にまで発展するようです。

遠い昔の話ですが、とある国で、生まれてすぐの赤ちゃんを母親の元から離し、人と触れあわせないでベッドの上だけで育てたらどうなるかという実験が行われました。

結果は、赤ちゃんが成長するのに必要なだけの栄養を与えていたにも関わらず全ての赤ちゃんが数ヶ月のうちに死んでしまいました。今の世の中では倫理的な問題になる残酷な実験ですが、母親と触れ合うことが赤ちゃんにとってどれだけ大切なのかがわかる実験となりました。

また、この本にも母親の愛情の大切さを示す実験結果が示されています。
ラットの実験結果ですが、母親からの愛情が薄かった個体にはグルココルチコイド遺伝子のプロモーター部分にDNAのメチル化が高い数値で認められる。

DNAのメチル化は、遺伝子を沈黙させるのにきわめて重要なプロセスである。
海馬には、「グルココルチコイド受容体」と呼ばれる物質が大量に存在している。
グルココルチコイド受容体はストレスの切り替えスイッチのようなもので、ストレスに対する反応をオンにしたりオフにしたりできる。

この受容体の量が標準より少ないとストレスに対する反応が増大し、問題をいつまでもくよくよと考え、すみやかにそれを乗り越えられなくなる。
この文より見えてくるのは、母親の愛情という環境要因は子供のストレスへの耐性に非常に強く関係しているということ。
母親の愛情に恵まれた子供はストレスに強いということです。

さらに言えば、子供大人に関わらず精神疾患を持つ患者はみな子供の頃に母親から十分な愛情を受けていなかった可能性が見えてきます。
治療家の視点になりますが、心の問題を治療するときは今現在だけではなく、患者の過去を知ることがとても重要な鍵になってきます では、母親だけが問題なのかというとそういうわけではないようです。

他の実験結果によると 妊娠の後期三カ月のあいだ母親が抑うつや不安に悩まされていると本来以上にストレスに弱い子どもが育つことになるようです。

つまり、旦那さんが奥さんを妊娠している間ほったらかしにして心のケアを怠って不安にさせてしまうとストレスに弱い子どもが生まれてくる可能性が高くなるということが言えます。

世の中の旦那様方、奥様を大切に!

特に妊娠中や子育て中は身の振る舞い方を大いに気をつけましょう。

人間というのは人が思っているより逆境に強いいきものです。

では、どうやって逆境に打ち勝っていけるようなポジティブな人間になれるのかを本の内容を照らし合わせながら読み解いて行きたいと思います。

「アフェクティブ・マインドセット」の反応の根本的な相違によって、人が世界をどう見るかは左右される。
この「世界をどう見るか」を変えれば、逆に脳に変化をもたらせることが今、わかってきている。
エレーヌさんは、アフェクティブ・マインドセットとは、瞬間ごとに目と耳とを襲う情報の嵐から「何に注目するか」を選ぶ力のことだと言っています。

世界の常識は時が経つにつれて刻々と変わってきています。
以前は大人になれば脳の細胞は死滅するだけで再生することはないと言われていましたが、
最近の研究結果では人の脳は何歳になっても新生することがわかってきています。

つまり、わたしたちの脳はいくつになっても変わることができるのです。

この本の主題に関わる「人の性格を変えることはできるのか」という質問についての答えが浮かび上がってきましたね。

脳科学から言えば、人の性格を変えることは出来ます!
これは紛れもない事実です。

ネガティブに考え自分の性格はこうだからと言い訳しているあなた、 性格は自分次第で変えられるんですよ。

楽観主義者の戯言ではなく科学的に証明された事実です。

では、どうすればレイニーブレインをサニーブレインへと変えることが出来るのでしょうか?
日々の中で経験する悩みや心配ごとの大半は、外界で起きる出来事そのものに起因するのではなく、
そうした出来事を自分がどう解釈するかで引き起こされる。

つまり、自分がどう解釈するかで日々の悩みは悩みでなくなるのだということが言えます。
感情をコントロールするには、自分がものごとをどう解釈しているか認識し直すだけでも効果があります。
あなたが怒りを感じた時、悲しみを感じた時、喜びを感じた時、ストレスを感じた時、楽しみを感じた時、何に対してその感情を抱いているのかを考えてみてください。

自分を第三者の立場で見て考えることが出来れば日々のストレスは自ずと消えていきます。
仏教でいう瞑想したり、悟りを開く境地というのが感情をコントロールする上で大いに役立ちます。

「人生の舵は自分が握っている」という感覚が非常に重要です。

自分で状況をコントロールしているという感覚が、健康や幸福度に重要なかかわりをもちます。
お金があれば、物があれば幸せになれるわけではありません 調査によればアメリカとヨーロッパはこの半世紀でで急成長を遂げ、富はめざましく向上したが、人々が感じる幸福度は横ばいで、不安や抑うつの発生率は大きく上昇しているそうです。

世界は今、幸せについて考える帰路に立たされているのかもしれません。
この本では幸せになるための条件を示しています。

より幸福で、より豊かに栄える社会を築いていくために、わたしたちはどうすればよいのだろうか?

ひとつの方法は、不安障害や抑うつの増加に正面から戦いを挑むことだ。
これらの失調に苦しむ人は今、地球上で何百万人にもなる。
そして患者一人につき、少なくとも5人の家族や親族が影響を受けている。
誰かがこうした失調に見舞われれば、家族だけでなく、同僚や地域の人々も無関係ではなくなる。
けれど、不幸の芽をつむことばかりに気をとられてはいけない。
それよりもたいせつなのは、幸福を増すような要素を積極的に見つけることだ。
幸福を左右する要因には、健康や食生活などの一般的な事柄も含まれる。
だからそれらに加え、ある種の認知バイアスや、自分が状況をコントロールしているという感覚などポジティブな心理要素も、豊かな生活をつくるうえで重要な役目を果たしている。
もうひとつ重要な発見が、科学的な研究からもたらされている。
それは、人がほんとうの意味で幸福になれるのは次に述べる三つの要素があわさったときだけだということだ。
ひとつ目は、ポジティブな感情や笑いを数多く経験すること。
ふたつ目は、生きるのに積極的にとりくむこと。
そして三つ目は、今日明日ではなくもっと長期的な視野で人生に意義を見出すことだ。
もし人生に成功したいと心から願うなら、ネガティブな感情をぜんぶ排除しようとしてはいけない。
それよりも大事なのは、「ネガティブひとつにつき、ポジティブを三つ」という比率を守るように努力することだ。
最後に、 脳科学からレイニーブレインの君へ送る言葉 人はどんな遺伝子の構造をもっていても、どんな出来事に見舞われても、それで人生の道筋が決まるわけではない。
自分の人生は自分で掴み取れるものなんだということに一人でも多くの人が気づき、掴みとるための1歩を踏み出すことが出来ればきっと、みなが幸せに近づくことができるのではないかと思います。
エレーヌ・フォックス著の「脳科学は人格を変えられるか?」では、僕が今日書いたことをより深く、より面白く、より興味深く書いてありますので、気になる方は是非とも本を読んでみてください!

以上、楽観主義者のMITSがレイニーブレインの君に捧げる記事でした〜


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